ライター望月の駅弁膝栗毛

加賀温泉駅「蟹のドリア(記念どんぶりバージョン)」(1,500円)~ついに駅弁にもドリアが!

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【ライター望月の駅弁膝栗毛】

681系電車・特急「しらさぎ」、北陸本線・加賀温泉駅

北陸新幹線・金沢開業から間もなく4年。
北陸を代表する温泉地の1つ・加賀温泉郷へのアクセスは、金沢と大阪・名古屋を結ぶ特急列車「サンダーバード」「しらさぎ」が担います。
今後、2022年度の北陸新幹線敦賀開業では、金沢の先に小松、加賀温泉、芦原温泉、福井、南越(仮)、敦賀の各駅が設けられる予定で、目下、工事が進められています。

京王百貨店新宿店・高野商店ブース

あと4年あまりで、新幹線停車駅となる「加賀温泉駅」を拠点に駅弁を販売しているのが、明治時代の創業で長年、北陸本線沿線で駅弁を手掛ける「高野商店」です。
1月22日(火)まで開催している、京王百貨店新宿店「第54回・元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」にも、実演販売で出店中。
何やら、ちょっとカジュアルな暖簾が掲げられていますが…。

蟹のドリア

今回の「高野商店」は、かなり攻めた「蟹のドリア」(1,500円)という駅弁!
ついに、駅弁にも「ドリア」の時代がやって来ました。
昔ながらの折詰に入った駅弁もさることながら、駅弁が130年以上続いている背景には、様式を決めすぎず、駅弁各社が新しいチャレンジを続けて来た歴史があります。
その意味では、新しいジャンルを“切り拓く”ということも大きな意義があると思います。

蟹のドリア

掛け紙を外すと、パーッと華やかな彩り&チーズの香りで、女性の方が喜びそう。
「蟹のドリア」は、雌のズワイガニ「香箱がに」をたっぷりホワイトソースに混ぜ込んだという和風のドリアで、内子のカニ味噌のうま味はもちろん、外子のプチプチ感も味わえます。
ズッキーニ・サツマイモなどの野菜がゴロっと入っているのも、いまの時代らしいですよね。
ちなみにご飯も、カニとだしで炊いた「蟹めし」です。

蟹のドリア

第54回・元祖有名駅弁と全国うまいもの大会記念どんぶり

「蟹のドリア」は、会期中・最初の150食分は、「第54回記念特製どんぶり」での販売。
外側には干支のイノシシ、完食すると記念ロゴが現れます。
京王の駅弁大会の常連さんのなかには、このどんぶりを楽しみにしている方も多い様子で、どんぶりバージョンを入手したい場合は、午前中早い時間帯の訪問がお薦め。
完売後は、スリープ式の包装、通常容器での販売(1,200円)となります。

683系電車・特急「サンダーバード」

京王の駅弁大会の会場では、比較的温かい状態で販売されており、包装にも「電子レンジで1分ほど温めますと、より美味しくお召し上がりいただけます」という記載があるので、冷めても美味しいというよりは、「お土産としての駅弁」というイメージでしょうか。
北陸新幹線の敦賀開業まで4年あまり。
新幹線の加賀温泉駅でも、この駅弁が見られたら嬉しいものです。

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