『一番いけないのは、自分なんかダメだ…と、思い込むことだよ』ドラことば 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

子供から大人まで愛され続ける『ドラえもん』ですが、物語の中で、たくさんの名言が生まれています。
ドラえもんがのび太クンに言った言葉です。

『障害があったら、乗り越えればイイ!君は勘違いしてるんだ。“道を選ぶ”ということは、必ずしも“歩きやすい安全な道を選ぶ”ってことじゃないんだぞ!』

ある日、のび太クンは“人生の道の選択で、運命が大きく変わった人。成功した人”の話を聴いて、とても感動しました。
”右”か”左”か、道1本で変わってしまう運命って確かにありますが、そんな時、正しい道を教えてくれる道具を出して!と、ドラえもんにお願いしました。
ドラえもんが出したのは“正しい道を教える”というよりは“少し先の未来を映してくれる道具”でした。
のび太クンはそれを、しずかチャンのウチに行く時、使ってみました。
すると「この道を行くと、途中で道に迷った人に声をかけられて、道案内を頼まれる。」という画面が出て来ました。
それを見たのび太クンは面倒なことは避けて、楽な道を行きたいと別の道を選んだところ、担任の先生に出会ってしまいます。
そして宿題をやらずに、出歩いていることを叱られてしまいました。

その道ではなく最初の道を選んで、道案内をしてあげていれば、逆に先生にホメられていたのですが、いわゆる”後の祭り”です。
その後ものび太クンが選んだ道には、何かしらの障害があって、なかなか、しずかチャンのウチにたどり着けません。
ついには、のび太クンは“どっちの道にも障害があるよ!”と泣きながらドラえもんに訴えたところ、先程の言葉が返って来ました。

よく親が自分は辛い経験をしたので、子供にはさせたくない…とアドバイスや忠告や意見をすることがありますが、“歩きやすい道を選ぶ”ということは必ずしも正解ではない…とドラえもんの言葉を聴いて思いました。

ある日、のび太クンはご先祖様に代わって、戦で手柄を立てることになりました。
その時、どちらの軍が『善』で、どちらの軍が『悪』なのか?
戦をするなら『善』、正しい方の軍の味方になりたいのでのび太クンはドラえもんに“どちらの軍が正しいの?”と聞きました。
すると

『どっちも、自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ』。

ドラえもんによりますと、戦争は“正義”と“悪”の戦いではなく、どちら側も“正義”と“正義”の戦いということになります。
この言葉は“戦争”という、悲惨な出来事の本質を突いた名言としてファンの間でも、特に支持されているそうです。

続いて、竹馬の練習をするものの、なかなか乗ることが出来ずに弱音を吐いたのび太クンに、ドラえもんが言った言葉です。

『人に出来て、君だけに出来ないなんてこと、あるもんか!』

このように、いつもドラえもんに励まされているのび太クンですが、逆にドラえもんを励ましている言葉があります。
それは、片想いのネコちゃんとお友達になりたいものの、照れて弱気になっているドラえもんに、のび太クンが言った言葉です。

『一番いけないのは、自分なんかダメだ…と、思い込むことだよ』

そして『ドラえもん』の生みの親である、藤子・F・不二雄先生は生前、のび太クンについて、こんな名言を残されています。

『のび太にも良いところが1つだけある。それは彼は反省するんです。いつまでもいつまでも、今よりも良い人間になろうと努力するんです』

■杏樹さんの感想

いつもドラえもんに言われているのび太くんが、逆にドラえもんに言った言葉
『一番いけないのは、自分なんかダメだ…と、思い込むことだよ』
これは私もいつも自分に言い聞かせています。

私達を励ましてくれる素敵な言葉、まだまだたくさんあります。
そんな”言葉の力”、別の機会にまたご紹介したいと思います。

ドラことば,心に響くドラえもん名言集

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ドラえもん名言集「のび太くん、もう少しだけがんばって」

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(2016/8/25・26放送分より)

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