お薬を飲むときの“お水”の量は、こんなに必要だった

「草野満代 夕暮れWONDER4(1月8日放送)にて、お薬を飲むときの飲み物について、医師が解説した。


番組にて、リスナーから薬に関する質問メールを紹介した。

「薬を飲むとき、どうしてもお水で飲まないといけないですか?お水がなくて、コーヒーやお茶などで飲んでしまうときがあるのですが・・・他の水分ではだめなんでしょうか?」

これに対し、東京衛生病院 の薬剤科・科長 板東うらら先生はこう解説した。

結論から言うと・・・お薬を飲むには水が最適!では、なぜお茶やコーヒーなどは避けた方が良いのでしょう?ひとつの理由は、それらに含まれるカフェインです。

カフェインには、元々心臓血管系や中枢神経に関する副作用があり、薬によっては、カフェインの分解を抑制することで中枢神経刺激作用(神経過敏、いらいら、不眠など)が出てきてしまったり、血液中のお薬の濃度が上昇し、鎮痛効果や出血傾向が強まってしまったりする可能性のある薬もあります。逆にカフェインが薬剤の効果を弱める可能性もあります。

これら以外にも、お茶に含まれるタンニンとの相性がよくない薬があったり、牛乳やヨーグルトなどの乳製品はカルシウムを多く含んでおり、薬とくっつくことによって吸収が悪くなったりします。

水以外で飲んだ場合、影響があるものがあるので、なかなか全てを覚えるのは大変です。ですので、お薬はお水で飲む、と覚えていた方が良いと思います。

ついでにですが、一口の水分で薬は飲めるかもしれませんが、確実に胃や腸(吸収部位)に運ぶ為には、約200mLの水分が必要です。

また、薬をきちんと溶かして薬から薬効成分を溶け出させる、という意味でもとても水の摂取は大事です。

 

草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40

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