第六条『怠け者になりなさい』水木サンの幸福論 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

水木先生は昨年、93歳で人生の幕を閉じられました。
生前、『ゲゲゲの鬼太郎』を始め、数多くの名作を残されていますが同時に、とてもタメになる言葉も残されています。
その中から『幸福の七カ条』をご紹介します。

第一条『成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない』

水木先生曰く”成功するに、こしたことはないが、成功出来るかどうかは時の運です。
成功しなくてもイイので全身全霊で打ち込めることを探しなさい”だそうです。

第二条『しないでいられないことを、し続けなさい』

”何か打ち込めるものを・・”と、一生懸命探しているのに見つからないことって結構ありますよネ。
そんな時、水木先生は”好奇心を大切にしなさい”。
それでも見つからない時は、子供の頃のこと。
遊びや好きなことに夢中になっていた頃の自分を思い浮かべると良いそうです。

第三条『他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし』

人に迷惑をかけないのであれば、周りにどう思われても、自分の好きなことをトコトンやりなさい!
世間体なんて気にしなくてイイんですよ・・ということです。
”人がどう思うか?”ではなく、”自分がどうしたいか?”です。

第四条『“好き”の力を信じる』

水木先生は漫画家としての道を、60年以上も歩まれました。
その間、数々の賞や勲章を頂いていますが、それよりも大好きな漫画の世界で、これだけ歩いて来られたことが何よりも幸せだったそうです。
好きに勝るものはない 私もそう思います。
これは事柄だけじゃなく、人に対しても言えるのではないでしょうか?

第五条『才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ』

好きなことに夢中になっていくうちに、才能が花開いて、どんどん伸びていくことってありますよネ。
ところがそれがお仕事の場合、必ずしもそれが収入と結び付くとは限りません。
努力したからって、成功に繋がらないこともあります。
それでもガッカリしたり、絶望してはいけません。
自分の好きな道を選んだ以上、努力あるのみ・・その結果、努力することも楽しくなるそうです。

第六条『怠け者になりなさい』

これは第五条にも繋がりますが、努力しても結果はなかなか思い通りにはなりません。
だから、たまには怠けないと、やっていけないのが人間だそうです。
この場合の”怠ける”とは、迷ったり、壁にぶつかった時は立ち止まったり、お休みする・・という意味です。
水木先生がおっしゃるには”時々、怠けることは、生きていく上で大切なことで、仕事でも役立つ”のだそうです。
但し、これは中年を過ぎてからで、若い時は怠けてはダメだそうです。
とにかく必死に努力することが、必要だそうです。

第七条『目に見えない世界を信じる』

世の中には”見える世界”の他に、”見えない世界”が広がっていて、そこには”目に見えないもの”がたくさんいるそうです。
生前、水木先生はそんな”目に見えないもの”がいると思うと、心が落ち着いたり、気持ちが和んだりして元気になったそうです。
そんな”目に見えないもの”の存在を信じることで、元気と幸せをもらえるのだそうです。

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水木サンの幸福論 (角川文庫)

(2016/8/23・24放送分より)

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