韓国海軍のレーダー照射~日本は強い対応をするべき

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月26日放送)に数量政策学者の高橋洋一が出演。韓国海軍によるレーダー照射問題について解説した。

P-1 韓国 レーダー照射 レーダー 火器管制レーダー 北朝鮮 遭難船

記者会見する岩屋防衛相(中央)=2018年12月21日夜、防衛省 写真提供:共同通信社

韓国海軍によるレーダー照射問題~防衛省が声明を発表

韓国海軍によるレーダー照射問題で、防衛省は「照射は事実」とする声明を公表した。これに対し韓国側は否定のコメントを出している。

飯田)これに関して海上自衛隊は、各種データを精査すると、と言っているのですが、踏み込んだ発言というか、「俺たちは確固たる証拠を持っているんだ」と言っています。

高橋)持っていないと誤解して、韓国が説明しているような気もしますけれどね。最初は「レーダー照射したけど言わないで」とか、その後は「してない」と言ったり、「自衛隊がやって来た」とかわけのわからないことを言い続けています。日本がちゃんと記録していないと思い込んでいたのかもしれません。昔は、レーダー照射は航空機には記録できないところもあったのですよ。でもいまのはP-1でしょう?

飯田)P-1という最新鋭機です。

高橋)日本製のやつですが、これはしっかりできています。「そんなことも知らないのか」というレベルです。これは昔ソ連がよくやっていたことです。ソ連は日本が絶対に攻めて行かないのを知っているから、試しにやるのですよ。中国も同じです。それと同じようにやられたわけだから、カチンときますよね。自衛隊もかなり怒っています。これは故意です。どちらを信じるかという話ですが、どうも韓国の言っていることはコロコロ変わっていて、日本の自衛隊の言っていることは終始一貫しています。

漂流船捜索の際に火器管制レーダーを上空に向けることは無い

飯田)最初、「北朝鮮の漂流船を探していたんだ」と言ったときに、漂流船を探すのに火器管制レーダーは使わないだろうと。

高橋)上に向けないだろう、という話ですよ。探すようなレーダーじゃないですよね。あまりにでたらめを言い過ぎています。あれは能登半島のすぐそばでしょう。その場所も問題ですよね。

飯田)日本のEEZのなかという説明です。

高橋)日本のみならず、オーストラリアやニュージーランドも来るところです。そこでこれをやっちゃいけないだろうとみんな思いますよね。
ソ連や中国と同じですよね。強く言っておかないといけないです。逆に言うと、これを容認したら中国やロシアはもっと強くやって来ますよ。これには相手を試しているところがあります。軍事機密に関わる話なのですが、日本としては許せないですよね。

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