新行市佳のパラスポヒーロー列伝

桜田大臣VS小池知事 「陸上のカーリング」こと「ボッチャ」で対決 新行市佳がレポート!

ニッポン放送アナウンサーの新行市佳が、注目選手や大会の取材などを通して、パラスポーツの魅力をあなたと一緒に発見するための連載企画「パラスポヒーロー列伝」。
今回は、戦略と技術の競技「ボッチャ」にまつわる面白い取組みを取材してきました。

2008年の北京パラリンピックでのボッチャの競技風景。(ボッチャ – Wikipediaより)

「ボッチャ」は、重度の脳性まひ者や同程度の重度障害が四肢にある選手が行う競技で、赤チームと青チーム分かれて、的玉の白いボール(ジャックボール)めがけてボールを投げ、近くに置けたボール数を競うスポーツです。カーリングを陸上でする感じに近いかもしれません。

そんなボッチャ競技ですが、12月3日に新しくなった東京商工会議所で「第1回企業対抗ボッチャ大会」が開催されました。

東京商工会議所は、去年12月に2020年へ向けた活動計画「東商オリパラ・アクションプログラム」を策定し、「パラスポーツを知る・体験する・応援する」事業活動を展開しています。
その一環として東京商工会議所の会員企業向けにボッチャ体験会を複数回にわたって行い、この日の大会には11月2日の予選会を勝ち抜いた16チームとゲスト8チームが参加しました。

オープニングセレモニーには、来賓として遠藤利明東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長代行、小池百合子東京都知事、桜田義孝東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣、鳥原光憲日本パラリンピック委員会会長、ゲストにはフリーアナウンサーの加藤綾子さんが出席されました。
本戦前には、青チーム:遠藤代行、桜田大臣、鳥原会長、赤チーム:小池知事、三村会頭(東京商工会議所)、加藤綾子さんの2チームに分かれてエキシビジョンマッチも行われました。
エキシビジョンマッチの後、各企業による熾烈な争いが繰り広げられました。
「難しい!」「惜しかったねー!」「ナイスショット!」「ここ狙っていこう!」
会場となった会議室には4面のボッチャコートが作られていたのですが、各コートで大きな歓声が飛び交いました。
このボッチャ大会に参加された方にお話を伺いました。
「東京商工会議所のボッチャ練習会をきっかけに知りました。こういう大会になると、やっぱり勝とう!という気持ちになりますし、ちょっとしたミスでボールがうまく置けなかったりと、楽しいですね。」
「簡単そうに見えて難しいですね。戦略立ててやる部分が面白いです。選手がすごいショットを決めているのを映像で見て、これはすごいなと思いました。」
ボッチャはパラスポーツではありますが、ボールさえあれば障害者健常者関係なく楽しめるスポーツです。参加チームは、若手を結集したチーム、幅広い年齢層で構成したチーム、車椅子にのっている社員が参加しているチームなど、性別・年齢・障害さまざまでした。
どこも楽しそうにプレーしていて、応援する側もプラカードを持って声掛けをしていたり、コミュニケーションやレクリエーションの一環としてのボッチャ(パラスポーツ)の可能性を感じました。
実際に体験してみることは、興味をもつきっかけになりますよね。
最近はイベントスペースやパラスポーツの大会会場での体験会なども行われていますので、競技用の車椅子に乗ってみたり、アイマスクをして動いたり、パラスポーツならではの醍醐味や面白さを発見してみてください。

【新行市佳のパラスポヒーロー列伝 第5回】
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