アナウンサー渡辺真理が語る 「いまのテレビ」

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「須田慎一郎のニュースアウトサイダー」(12月1日放送)に、アナウンサーの渡辺真理が出演。様々な番組で個性的なパートナーとタッグを組んできた秘話や、いまのテレビについて語った。

アナウンサー渡辺真理が語る 「いまのテレビ」
猛獣使い!? の渡辺さんが語る須田慎一郎とは?

東島)渡辺真理さんは、神奈川県横浜市のご出身です。国際基督教大学を卒業後、 TBSにアナウンサーとして入社。様々な番組を担当され、1998年にTBSを退社。「ニュースステーション」を6年間務められました。現在は「そこまで言って委員会」の副議長としてもご活躍です。

須田)昔から第一線でバリバリという感じですね。なぜ本日お呼びしたのかと言うと、「そこまで言って委員会」でご一緒させていただいているのです。なぜあの番組を引き受けたのですか?

渡辺)私こそ、「何で担当させていただいているのだろう」と思いながらやっていますけれど、何でお声がけいただいたのでしょうね?

須田)猛獣使いの典型ですよ。訳わからない連中が山ほど出ているなかで、渡辺さんがいらっしゃらなければ、あの番組は成立していないのではないかと。

渡辺)全然、猛獣使いとかではないですよ。あの方達が猛獣かと言ったら、猛獣だとは思いますが(笑)。なかでもいちばんの猛獣がそんなことおっしゃるのだなと思って、面白く聞いていたのですけれど。

須田)ありがとうございます(笑)。

東島)いちばん聞きたいのは須田さんとの接し方なのです。仕事編とプライベート編でそれぞれ教えていただきたいのですが。

渡辺)いま、須田さんがここにいないこととして話しますと、須田さんはどこの誰も着ていないような派手な洋服をお召しになるのですが、実際はものすごく繊細な感じがします。そして、女性の好みもすごくストライクゾーンが広いように見せかけて、意外にとても狭いのではないかと。ご自分のプロデュースは完璧になさっているけれども、シャイがなせる技のような気がする…。

須田)あの、きょうは私のことを話す番組ではないので、ゲストの選択を間違えちゃったような気がするのですけれども(笑)。きょう伺いたいのは、筑紫哲也さんや久米宏さん、ビートたけしさんなど歴代のパートナーたちと一緒に出演されて、全然タイプの違う方達とよく仕事ができたなということなのです。すごすぎるパートナーとの共演で感じたこととは?

渡辺)アナウンサーの師匠は久米宏さんなのですが、ニュースステーションで久米さんとご一緒させていただいたときに、テレビの四隅にまで気を配られる、いわゆる画面のプロデューサーというところがあって。そんな久米さんに言われたのが、「きみは恵まれているからね」という言葉。バブル時代に入社して、いろいろな番組に参加させていただいて来たことを、全てわかった上で向かい入れてくださった。
いまも辛坊治郎さんとご一緒させていただいているのは本当にラッキーで、これらの方々と共演させていただいて来たことは「恵まれている」という最大のポイントなのですが、だからこそ立っているだけでいいのですよね。どなたも1人でできる方でしょう。

須田)でも、1人でできる方ばかりだけれど、1人だと物足りないですね。不自然さがあると言うか…。

渡辺)だからと言って、私が隣にいてよかったかは本当にわからないし、そういう意味で本当にお手伝いできて来たかはわからないですね。

須田)歴代のパートナーを組まれた方のなかで、やりやすかった方はどなたかいらっしゃいますか?

渡辺)そこが私のいけないところだと思うのですが、「やりやすい」とか「やりにくい」がないのですよ。

須田)逆にポジティブなところかもしれないですね。

渡辺)久米さんに言わせると、「逆にきみに合わせてるからね」と言われちゃうと思うのです。

須田)久米さんは画面からも細かさと言うか、ある種の神経質さが伝わって来るのですよ。そうすると「相当気を遣わなきゃならないだろうな」とかね。

渡辺)気を遣おうとはしていました。でも使えていなかったんじゃないですかね(笑)。

▼Youtubeで視聴いただけます

須田慎一郎のニュースアウトサイダー
FM93AM1242ニッポン放送 日曜 18:50-19:20

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