大阪万博決定で、IR誘致も一歩リード?

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(11月26日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。大阪万博決定と、この決定がもたらす維新の会への影響について解説した。

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大阪が万博の開催地に決まり、万歳三唱をする地元自治体や財界関係者ら=2018年11月24日、大阪市北区のホテル 写真提供:時事通信

2025年大阪万博決定~トップは経団連会長で調整

2025年の国際博覧会「万博」を大阪で開くことが、一昨日、パリで開かれた博覧会国際事務局総会で決定した。大阪府大阪市などは、年内にも開催に向けた準備を本格化し、松井知事は会場の建設や運営を担う組織のトップについて、経団連の中西宏明会長が選択肢の1つであるとの認識を示した。

飯田)2025年の5月から11月までの185日間、大阪湾に浮かぶ人口島「夢洲」が会場ということで、メールでもいろいろなコメントを頂いています。“メタボな尻尾”さん、56歳富士宮市の方、「1つ気になる点は、タンカーがぶつかって空港が使えないという事件がこの間あったではないですか。万博の予定地も、橋1本でつながっているだけですよね。何かあれば陸の孤島になっちゃう、その辺りが気になるのです」と頂きました。批判しようと思えばいろいろ出て来ることもありますが。

須田)人工島というか埋立地です。これは大阪の「負の遺産」と言われています。バブルの頃にバンバン埋め立ててこの手のものを作ったのはいいけれど、未だに何にも使われていなくて、一面の荒野なのですよ。それをどう活用して行くのか、ずっと大阪府市の課題でした。IR、カジノをここに誘致しようじゃないかという計画があるのだけれど、カジノの誘致で旗を振ったとしても、確定するわけではない。これと大阪万博を1セットにしたらIRも確実になるのではないかということで、実はこの2つは、車の両輪として進んで来た大阪の悲願だったわけです。

飯田)IRの方はまだ大阪も選ばれていないですが、具体的な道筋までは来ている。こっちはこれで決定ということですね。

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大阪維新の会本部(大阪維新の会 – Wikipediaより)

万博決定で、維新の会は2025年まで安泰か

須田)逆にIRの誘致というのも、ほぼほぼ確実になって来たのかなという感じがしますよね。もう1つ、政治的な側面から言うと、大阪というのは日本維新の会、大阪維新の会の発祥地であって、大阪府大阪市共に特別市です。大阪維新の会の出身者、松井知事と吉村市長が担っている。維新の会と言うと、府市統合ではないですか。未だに「大阪都構想」をやっているのですよ。

飯田)都構想は、いまも消えてはいない?

須田)終わっちゃったのかなと思いきや、相変わらず一生懸命に進めているのだけれど、実は維新が何か結果を出したのかと言うと、細かいことはやっていても具体的な形として目に見えるものがなかなかない。そういったなかで、維新の会の支持率も低下傾向にあるのかなと。その意味では、大阪万博が決まったということは、維新にとっても政治的に大きなインパクトを持つことになるのではないかなと思います。

飯田)この先、統一地方選があって、参院選があるというところで考えると、勲章として引っさげられる。

須田)これは大きな実績ですよね。それに加えていまの自公政権、官邸に対する太いパイプが、一方では維新のセールスポイントなのですよ。国の全面的なバックアップも含めての大阪万博決定ですから、維新路線は間違いではないということになるし、そうすると2025年までは維新で行こうということで、あと7年余り、その座は堅いのですよ。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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