最新のセキュリティシステムで、食の安全を守れ! 【ひでたけのやじうま好奇心】

コンビニやスーパーのサンドウィッチやおにぎり。
皆さんも当然のように購入されていると思いますが、あのサンドウィッチやおにぎりが どのようにして作られているのか、どのような衛生管理のもとで作られているのか、ご存知でしょうか。

毎日、全国のお店には 膨大な数の商品が並びますが、その味を保証し、衛生管理を行っていくことは本当に大変なことです。

時折、製造段階での異物混入などの事件が報道されますが、そういうことが一度でもあると、信用・信頼はガタ落ち…。
だからこそ、今、食品製造の現場では徹底した人材管理・衛生管理が求められているんですね。

増山)サンドウィッチやおにぎりを買う時というのは、食の安全が守られていることが大前提ですから、私たち 消費者の目も厳しくなっています。

高嶋)そこで今回、私と増山さんで、そうしたサンドウィッチやおにぎりが作られている工場では、どのように食の安全を管理しているのか。
実際に工場へ潜入してきました。

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取材に行ったのは、国分グループ本社株式会社のグループ企業である大手食品工場、デリシャス・クック株式会社の習志野工場。
主に首都圏のコンビニやスーパーに納入するサンドウィッチやおにぎり等を製造していて、1日平均12万食も作っている大きな工場です。

工場では、受注から出荷まで、すべてを一元的に行っていて、製造ラインがズラーっと並び、野菜の下処理をする人、サンドウィッチなどを作る人、完成した商品にラベルを張る人…
たくさんの人がいて、およそ600人の従業員の方が、24時間、ローテーションで交代しながらフル稼働しているそうです。

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しかも 習志野工場は 従業員の方の国際色が豊かで、7つの国の方々が働いているそうで、私、気になって聞いてみました。
国際色が豊かになると、意思の疎通や衛生管理への意識について指導したり、管理したりするのも大変なんじゃないかと。
そのあたり、習志野工場・生産本部長の若林さんが答えてくれました。

若林)衛生管理に関しては従業員に徹底した教育を行っています。
国や文化は違っても意思の疎通は図れるので、安全への意識は共通だと思っています。
また習志野工場は規模も大きいので、セキュリティ強化を図るために、車両入退場、人の建物への入退室、製造現場入退室まで認証システムを導入していて、監視カメラも90台設置して、連携した監視システムをつけております。

増山)従業員の教育はもちろんですが、工場全体のセキュリティの強化、これを充実させて、食の安全を守っているということなんですよね。

高嶋)そうなんですね。私たちも工場の様々な場所を取材する中で、そのセキュリティの多さや確実性を至るところで体感しました。

例えば、工場の敷地内の出入り口にはセキュリティゲートが設けられていて、出入りするすべての人や車はチェックされていましたし、工場の中に入るには、個人のID番号と生体認証が必要で、すべて私たちを案内してくれる方がいないと入ることができませんでした。

今回取材した、デリシャス・クック株式会社の習志野工場では、三菱電機セキュリティー「DIGUARD」が導入されているんですが、これが まさに最新のシステムとなっていて、工場内にある全90台の監視カメラや食品の衛生管理のチェック事項が、全て連動しているんです。

例えば、先ほど話した 従業員の入退室の管理。
従業員が入退室する様子は 誰がどこへ何時に入退室したのか、すべて記録されていて、しかも監視カメラを通してリアルタイムで事務室のモニターに映し出され、映像でも記録されています。
万が一、不審者の侵入のないよう、モニターでチェックされているんですね。

また食品の製造の現場に入る前には、手洗い場で消毒をするんですが、その様子もカメラに映し出されていますし、消毒のための装置と、入退室を管理する「ハンズフリータグ」が連動していて、消毒をしていないと次の部屋に進めないようになっているんです。
従業員の方も大変ですが、そこまで徹底して人材を管理することが、食品製造の現場では「信頼」につながってくる、ということなんですね。

で、従業員の管理だけじゃなくて、実際に工場へ行ってみると、食品の素材そのものの衛生管理も徹底しているんですよね。
野菜などに異物が混入しないように、何度も細かくチェックをして、最後には 人間の目でも 葉っぱ1枚1枚まで目視で確認しているんですね。

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また、工場に入るのに必要な制服も、着替えるのが大変でしたよね。
帽子も深くかぶって、髪の毛が絶対にでないようにして、粘着テープで何度も制服を磨いて、チリの1つも許さないと…。
さらに絆創膏を貼っていたら、工場に入る前に 青色の専用の絆創膏に付け直して、万が一工場内で外れるようなことがあっても、すぐにわかるようにしたり…、
とにかくあらゆる面で従業員の管理や衛生管理のシステムが徹底されていました。

こうした食品工場におけるセキュリティ。
デリシャス・クック株式会社、習志野工場では、特にどんなところを意識して導入したのか。
ふたたび、生産本部長の若林さんです。

若林)食品工場は温度や素材の違いから、たくさんの仕切りや扉があります。
誰がどこに入退室したのか わかりづらいところもあるので、入退室の認証システムと監視カメラの連結は必須条件でした。
極力従業員に負担がかからないように、ハンズフリーの認証システムを導入。
仕切りや扉が多く様々な場所に行くのでとても便利になっておりますし、台車や荷物を持った従業員でも手を使わず、手をかざすだけでOK。
手を触れないので衛生管理の面でも貢献しています。

増山)コンビニやスーパーで販売されるサンドウィッチやおにぎりというのは、多くの方が口にするものですから、ここまで徹底的にやらないと食の安全という「信頼」を得ることはできないのかもしれませんね。

高嶋)そうですね。
ここまで徹底している工場はまだ少ないんですが、今回取材したデリシャス・クック株式会社・習志野工場は、食品製造の業界でも話題になっているそうで、取引先や同業者から見学希望も多いそうですから、まさに最新鋭のセキュリティーシステムと言えます。

いま、日本では食の安全に対する意識が高まっています。
食品製造に携わる人たちの意識はもちろんですが、従業員や工場全体の管理に、最新技術を導入していくことも、今後は非常に重要になってくるのではないでしょうか。

どうやって食の安全を守るか、今後の日本の課題の1つです。

8月18日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より