人は不幸を味わうほど、人の痛みに敏感になれるもの 【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】 第6回

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わたしたちはいちど愛を捕らえたと思うと、謙虚さを忘れてしまいます。

この愛を得たのは当然の運命だったかのように思い上がり、

愛を独占しようとします。

苦しみは、その日からはじまるのです。

瀬戸内寂聴

瀬戸内寂聴プロフィール

撮影:斉藤ユーリ


出典:『生きる言葉 あなたへ』光文社文庫