日本の匠の玉手箱【ポータブルレコードプレイヤー】を見に来ませんか?

昔、昔、CDがコンパクト・ディスクと呼ばれる遥か昔。
この世の中には《記録する》という和訳の《レコード》という記録媒体がありました。

そんな《レコード》を聞く為には、大きく・・・重たい・・・レコードプレイヤーが必要でした。
レコードを聴くには、レコードプレイヤー以外にも、DVDレコーダーより大きなアンプに、家具のような木製のスピーカーが必要で、お値段もそれなりにしたので、一般家庭には、手の出しにくい物でした。
しかし、そんなレコードを一般的にしたのが【ポータブルレコードプレイヤー】でした。

あなたのお宅にもありましたよね!?【ポータブルレコードプレイヤー】

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そのほとんどが、B4サイズより小さくて、スピーカーやアンプも一緒になっているので、持ち運びも楽。
そんな【ポータブルレコードプレイヤー】を集めた展示が8/28(日)まで、三軒茶屋・キャロットタワー3Fの<生活工房ギャラリー>で開催されています。

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今回、展示してある【ポータブルレコードプレイヤー】は、東京・高円寺のレコードショップ「円盤」の田口史人さんの物。
なんと、展示してあるものだけでも108台、でも所有しているものの一部なんだそうです。

田口さんが【ポータブルレコードプレイヤー】を集め出すきっかけは、レコードを集めるだけでなく、その時代の【ポータブルレコードプレイヤー】でレコードを聴くことで、当時の何かを感じられるのではないか?と考えたから。

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この【ポータブルレコードプレイヤー】が増えた頃は、1960~80年代のレコード全盛期。
製造はオーディオメーカーだけでなく、電機メーカー、おもちゃメーカー全く関係がなさそうな重工業の会社まで幅広い業種が手掛け、高度成長期の日本人の様々なアイデアやデザイン性が生かされています。

パンダやてんとう虫のようなかわいいデザインや、ミニカーくらいの車の裏に、レコード針が付いていて、レコードの上を走らせると音が聴ける物、ジュースのカンのような円筒状の物、料理道具のトングのように、レコードを掴むように挟んで音を聞く物、鍵盤がが付いていて、乗せたレコードに合わせて演奏出来る物、サンバ、ボサノバなどのリズムを刻むリズムボックスが付いている物、ラジカセに、レコードプレーヤーが付いた物など、アイデアの域を超える物もあります。(笑)

レコードの音って、何か温かい。
ノイズが多いけど、CDでもない、配信でもない、針を落とした時の「ボツッ」という音から始まって、「パチパチ」というノイズ。
CDが登場した当時は、そのクリアな音に驚きましたが、今はレコードのあのノイズ込みの音も憧れますよね。

だから、若い人には、そこが「新しい音」という事で、受けているそうですよ。

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(よこい)

日本のポータブル・レコード・プレイヤー展
2016年8月28日(日)まで開催中 *会期中無休
生活工房ギャラリー(
世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー3F)
開催時間:9:00~20:00
ホームページ:http://www.setagaya-ldc.net/program/334/