メディアと民主党、リベラル派官僚が一体となって展開する「アンチ・トランプキャンペーン」

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ニッポン放送の「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月5日放送)に国際問題アナリストの藤井厳喜が出演。繰り返される「アンチ・トランプキャンペーン」について解説した。

リシン入り郵便物~トランプ大統領引き下ろしキャンペーンの一環

アメリカのトランプ大統領らに宛てた不審な郵便物が送られた事件で、FBIアメリカ連邦捜査局は3日、元海軍兵士の男を逮捕した。国防総省に届いた郵便物は当初猛毒のリシンが含まれているとみられていたが、検査の結果リシンではなくリシンの原料となるトウゴマ(ヒマ)の種だったと発表している。

飯田)リシンの原料のトウゴマが入っていたので、毒物検査ではリシンの陽性反応が出た。そのものずばりではなかったということです。

藤井)これは分かりやすいものですが、トランプ引きずり下ろしクーデターというようなものが、トランプ大統領が当選してからずっと行われています。それは主にCNNを代表とするリベラルなメインストリームメディアと民主党。それからディープ・ステートという言葉があります。アメリカ官僚組織のなかの、グローバリズム推進派の官僚たちによる連携ですね。司法省国務省を中心にした、リベラル派官僚と言っていいでしょう。この人たちが三者一体となってトランプ引きずり下ろし工作をやっている。
マスコミも一体ですから、アンチトランプの官僚たちがちょっとした情報をリークして、マスコミが大騒ぎする。ロシアゲートなどが典型的ですが、それを理由に、「この問題で調べないといけない」というようなことを繰り返しやってきた。

ブレット・カバノー疑惑も典型的なアンチ・トランプキャンペーン

藤井)今回のいちばん近いところのターゲットは、最高裁判事の候補にトランプさんが任命した、ブレット・カバノーさんという人。難無く上院の承認がされるかと思ったら、確か9月16日ぐらいに、フォードさんという女性が高校時代のカバノーさんに性的な暴力を、未遂だけれど振るわれたことがあると言い出した。そこからのアメリカのメインストリームメディアのやり方は、カバノーさんの人格を抹殺するような、全く事実関係が無いことも騒ぎ立てました。
訴えた方は、はじめ匿名でしたが、それだけで有罪と決めつけるような酷い扱いをしました。しかしこの方も、奥さんや子どもさんも本当に素晴らしい家族で、この試練によく耐えた。そして上院の、まず委員会では通りました。次に上院の全体会議でおそらく承認されると思います。

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事実無根の酷い事件

藤井)そのときに上院の司法委員会が特別捜査官を頼んだのです。アリゾナ州で25年にわたって、性的犯罪を専門に勤めて来たという女性警察官に調べてもらった。そうしたら、女性の訴えは全く事実無根だということが明らかになりました。このフォードさんは何月何日どこで、場所も時間も特定できないと言うのです。彼女がその場に居合わせたと言う4人の証人を挙げたのですが、4人ともそのようなことが起きたということを否定しています。
そのうちの1人、彼女が生涯の友人と呼んだ人も、それを否定している。ほとんど問題に値しないような事件です。けれどここまで大騒ぎした。カバノーさんは我慢強くそれに耐えました。酷い事件です。トランプ引きずり下ろし工作の一環ですよね。

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