しゃベルシネマ

これぞ、ハリウッド版必殺仕事人!

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第492回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、10月5日から公開の『イコライザー2』を掘り起こします。


デンゼル・ワシントン、キャリア初のシリーズ作品


昼はホームセンターの従業員。夜は悪人を葬る仕事請負人。ふたつの顔を持ち、19秒でこの世の悪を完全抹消する男、イコライザーことロバート・マッコールが帰ってきた! 今度はタクシードライバーとして働きながら、法律では捌けない世の不正に立ち向かいます。


昼間はタクシー運転手として真面目に働く日々を送っている、元CIAトップエージェントのロバート・マッコール。ある日、親友で唯一の理解者であるCIA時代の上官スーザンが、何者かに殺害されてしまう。怒りに震えるマッコールは、極秘捜査を開始。しかしスーザンが死の直前まで手がけていた任務の真相に近づくにつれて、彼の身にも危険が迫ってくる。そしてその手口から、身内であるはずのCIAの関与が浮上してくるという展開に…。


イコライザーことロバート・マッコールを演じるのは、ハリウッド随一の名優デンゼル・ワシントン。30年以上のキャリアを誇るデンゼルですが、彼が同じキャラクターを2度演じるのは、意外にもこの『イコライザー2』が初めて。そのことだけで、デンゼルがいかにマッコールというキャラクターに惚れ込んでいるかが伝わってきます。

普段は温厚で面倒見の良い優しい男。しかしターゲットの前ではペンや灰皿、身の回りにあるものを武器に変え、たちどころに退治するという冷徹な“仕事人”へと変貌。しかも弱者のために戦うという男前なキャラクターにも、ますます磨きがかかり、その姿はさながらハリウッド版必殺仕事人! 勧善懲悪の痛快さと人情味あふれるドラマに魅了されることでしょう。


長期シリーズ化も期待してしまうほどの興奮と迫力に満ちた本作。迫力あるアクションはもちろんのこと、実はマッコールが語る“名言”も大きな見どころ。読書好きな彼だけに、それぞれの言葉からは重みが伝わってきて、任務に忠実な“殺人マシーン”だけではない人格者としての一面が垣間見えます。まさに、デンゼル・ワシントンの“当たり役”です。


イコライザー2
2018年10月5日から丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
監督:アントワーン・フークア
脚本:リチャード・ウェンク(マイケル・スローンとリチャード・リンドハイムによるTVシリーズに基づく)
出演:デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、アシュトン・サンダース、オーソン・ビーン、ビル・プルマン、メリッサ・レオ ほか
公式サイト http://www.equalizer2.jp/

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