『弁当』という言葉を定着させたのは戦国武将・織田信長?

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『弁当』という言葉を定着させたのは戦国武将・織田信長?
『弁当』を辞書で調べると、『外出先で食べるために持って行く食べ物。外出先での食事のために、容器に入れて持ち歩く食べ物』とあります。
この『弁当』という言葉は12世紀から13世紀の頃、中国の南宋(なんそう)時代の俗語で、『便当』という言葉が語源だそうです。
    
この『便当』という言葉ですが、“都合が良い”とか“便利なこと”という意味で使われていたそうです。
この『便当』という言葉が日本に伝わりましたが、『便道』、『弁道』といった漢字も使われるようになったそうです。

それに対して、現在の『弁当』という漢字ですが、『弁』という漢字には“備える”ですとか“準備する”という意味があって、そんなところから“事前に用意した、事前に当てた食べ物”という意味が込められているそうです。

現在の『弁当』という言葉が出来たのは、戦国の武将・織田信長だとする説があるそうです。
信長が自分の城で大勢の人達に食事を与える時、食べ物を簡単な器に盛り込んで配ったそうです。
その時、“1人1人に配る簡単な食事”という意味で、その食べ物のことを『弁当』と呼ぶようになったと言われています。

そんな『弁当』という言葉ですが、アルファベットの『BENTO』の表記で、世界にも広まっているそうです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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