テリー伊藤がこの秋オススメする “ハリウッドに最も嫌われた男”の映画

タレントのテリー伊藤が、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(9月10日放送)に出演し、秋にオススメの映画について語った。

テリーが紹介したのは、「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」という映画。「ローマの休日」「ジョニーは戦場へ行った」などの名作を手掛けてきた脚本家ダルトン・トランボの半生を描く伝記映画で、2015年に公開されたものである。作品のあらすじは、「第二次世界大戦後、赤狩りが猛威をふるうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家のトランボは議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所し、友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩みだす。」というもの。

テリーも昔、「スパルタカス」「栄光への脱出」などのハリウッドの王道名作を鑑賞していたが、何よりも好きだったのが「ローマの休日」であるという。しかし、冷戦の時代で、アメリカにいるロシア人は共産主義として冷遇されていた。そんな世間に対し、トランボは「街にパンを求める貧しい人がいて、あなたがパンを持っているとしたら、あなたはパンを渡しますか?私の子どもは渡すという。それの何がいけないのか」と疑問を投げかけていた。だが、「皆が幸せになることこそ平等」という考えは、当時のアメリカでは受け入れてもらえず、投獄され、ようやく出所しても、なかなか受け入れてもらえずに苦しんだ。

トランボの、「評価されなくても、自分の私財を投げ打ってでもいい作品を作る」という生き方に、テリーは「同じ演出家として、こういう生き方ができるのか」と自分に問うたという。日本とは違い、最近ではトランプ大統領に意見するスターやタレントが多いが、反体制ながらも良作を作ったトランボが、ハリウッドに脈々と受け継がれるその流れを作ったと言われている。気になった方は、一度チェックしてみてはいかがだろうか。

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 8:00-11:30

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