赤坂・膳屋の“アジの姿コロッケ”のおいしさ

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赤坂・膳屋の“アジの姿コロッケ”のおいしさ
日本コロッケ協会会長で食文化クリエイターの藤井幸大が、黒木瞳がパーソナリティの番組「あさナビ」(ニッポン放送)に出演。赤坂「膳屋」のアジの姿コロッケを紹介した。

黒木)今週のゲストは日本コロッケ協会会長で、食文化のクリエイターでいらっしゃる藤井幸大さんです。
今日も、コロッケ王子にコロッケを用意して頂きました。これはいったいなんですか?

藤井)これは、アジの姿コロッケと申しまして、パン粉がついているのでなかなか分かりにくいと思いますが。

黒木)これはコロッケじゃなくて、アジフライじゃないですか?

藤井)アジのお腹を裂いて、そのなかに調理した芋を挟み込んで、そのままパン粉を付けて揚げているので太巻きのような形になります。

黒木)私、アジフライって大好きなんです。なぜ芋を入れたの? これ。

藤井)揚げることによって、アジの旨みが芋のなかに染み出るのですよ。アジフライとはちょっと違うのです。

黒木)なるほど。アジフライ好きの私が、アジコロッケになったらどうなのか。試食させて頂きますが、これは何もかけなくていいのですか?

藤井)そうですね。店舗ではソースと一緒に出されたりしますが、まずはそのまま食べて頂きたいなと思います。

黒木)凄く美味しい!

藤井)しその程よい酸味が、芋とアジのマリアージュを完成させていると思います。

黒木)アジとじゃがいもが一緒に揚げられているじゃないですか。そうしないとこの味は出ないのですか?

藤井)やはり旨みの相互移行がありますので。

黒木)なんと表現していいのか……素晴らしい。これはどちらのお店ですか?

藤井)赤坂の「膳屋」さんです。

黒木)これも、そこに行かないと食べられない?

藤井)はい。今日は特別に持って帰らせて頂きました。

黒木)美味しいコロッケがあるのですね。どうしてこういうものを発明したのでしょうね。

藤井)皆さんコロッケに対する思いがあると思いますが、私はコロッケが究極のフィンガーフードだと思っています。好きなものを手軽に食べられるコンテンツそのものがコロッケだと、自分のなかでは定義をつけています。だから美味しい物を「これと一緒に合わせてコロッケにしたら、手軽に食べられるな」と。おにぎりと同列のような感覚ですよね。そこが非常に親しみやすいのではないかということと、レストランだと業務用のフライヤーが置いてあることが多いですが、焼き物よりも揚げ物は手軽においしく、簡単にできるのです。
家庭用だとちょっと手間だな、と思うのですが、そこは家庭用フライヤーを導入して頂ければ簡単にできますし、料理の幅も広がるのではないかと考えています。

赤坂・膳屋の“アジの姿コロッケ”のおいしさ
藤井幸大/日本コロッケ協会会長・食文化クリエイター

1981年生まれ。北海道札幌市出身。
コロッケを中心に冷凍食品の製造販売をしている「サンマルコ食品」の創業家に生まれる。3代目にあたるが、祖父に変わって父が社長に就任するまでは会社員の家庭で育つ。
米アカデミー・オブ・アート大学卒業後、食品関連の商社に勤務。米国時代に得た貴重な経験を糧に、食文化クリエイターとしての経験を積む。
2011年、サンマルコ食品株式会社に入社。新事業態開発や食品コンサルティング、飲食店からデパ地下惣菜店まで様々なプロデュースなどを手がける。

幼少期より食しているコロッケを追求。年間2,000個を食す「コロッケ王子」として、コロッケの発展とマーケット拡大のため、一般社団法人日本コロッケ協会を設立。コロッケのことなら何でも知っている「コロッケ王子」として活躍している。

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