「オクラ」はどうしてネバネバするのか

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オクラがネバネバする理由を解説

「ハロー千葉」では、千葉のイベント情報にあわせて耳より情報を紹介する。今回は「オクラがネバネバする理由」と、成田ゆめ牧場から「夏野菜収穫体験」の話題だ。

「オクラ」はどうしてネバネバするのか

夏が旬の野菜、オクラ。納豆と混ぜて食べる、サッとおひたしにする、サラダにして食べるなど、ご家庭によって色々な食べ方がありますよね。

オクラといえば、特徴的なのがあのネバネバですが、なぜネバネバするんだろう?と考えてみたことはあるでしょうか。

オクラがネバネバするのは、なぜ?

オクラがネバネバするのは、「ムチン」という成分が含まれているから

オクラがネバネバするのは、「ムチン」という成分が含まれているからと言われています。植物性のネバネバ成分を「ムチン」と呼ぶのは厳密には誤りですが、日本では「ムチン」と呼ぶ習慣が浸透しているのです。

ムチンには、人間の粘膜を保護する役割がある

ムチンは、私たちの体に欠かせない糖タンパク質の一種です。ポピュラーな成分で、私たちの粘膜もムチンによって保護されています

ちなみに、ぬるぬるしたウナギの表面からもムチンが分泌されています。だから、ウナギを掴もうとするとあんなに滑ってしまうのですね。

また、ムチンは口の中、胃腸などの消化器官、鼻腔や目に至るまで、動物がもつ粘液にはほぼ含まれています。ムチンを摂取すると、内臓の粘膜や肝臓、胃腸の保護につながりますよ。

オクラのネバネバを食べると、疲労回復・夏バテ防止効果も期待できる

また、オクラのネバネバには、効率よくタンパク質を吸収する働きもあります。そのため、疲労回復・夏バテ防止にも一役買ってくれるのです。

「オクラは体にいいらしいから…」と何となく食べるよりも、オクラがなぜ自分たちに必要なのかを考えて食べると、食事が楽しくなりそうですね。今が旬のオクラをおいしく食べて、この先の猛暑を乗り越えていきましょう。

オクラのネバネバを味わうなら、成田ゆめ牧場へ(2018年イベント終了)

「オクラ」はどうしてネバネバするのか
台風も大変ですが、暑さも記録的…。自然の猛威を痛切に感じる成田ゆめ牧場です。ですが、自然あるがゆえに恵みもある。それが成田ゆめ牧場なんです。

夏は栄養たっぷりな野菜が実る季節。ミニトマト、ナス、オクラ、キュウリ、ピーマン…。普段、スーパーに並ぶのを見慣れた夏野菜たちですが、どのように生えているかご存知ですか? 特にオクラ、想像できますか?

さまざまな驚きとともに「自分の手」で収穫した野菜を噛み締めると、格別な味に感じられるはず。自然災害や暑さに悩まされるこの夏ですが、自然あっての恵みを感じられる成田ゆめ牧場で、普段なかなかできない体験をしてみてくださいね。

天候・育成状況次第で、終了している種類があるかもしれませんので、事前にご確認のうえご来場ください。詳細は公式サイトをご覧ください(2018年現在の情報です)。

夏野菜収穫体験(2018年イベント終了)
期間:2018年7月14日(土)~8月31日(木)
時間:平日 13:00~13:30、15:00~15:30
土日祝 13:00~15:30
※お盆期間の13~15日は、土日祝日スケジュールとなります。

成田ゆめ牧場
〒289-0111 千葉県成田市名木730-3

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【ハロー千葉】

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