ラーフルってなに?アレの意外な呼び名 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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『黒板にチョークで書いた、文字や絵を消すのに使うもの』の名前。
何を思い浮かべますか?

『黒板消し』または『黒板拭き』とおっしゃる方、多いかと思います。
この『黒板消し』のことを『ラーフル』と呼ぶ所があるそうです。
例えば鹿児島県や宮崎県、愛媛県にお住いの方、またはご出身の方です。

『ラーフル(rafel)』とはオランダ語で“ほつれた糸”ですとか“ボロ布”や“こする”といった意味があるそうです。
どうして『黒板消し』が『ラーフル』と呼ばれるようになったかと言いますと、江戸時代、日本は外国との交流が禁止、あるいは制限されていました。

いわゆる“鎖国”状態でしたが、オランダとの交流は許されていました。
そのためオランダ語を学ぶ方も数多くいたそうです。
その後、明治時代になって、日本にも黒板やチョークが普及するようになりました。

当時、チョークで黒板に書いた文字を消す時に、ほつれた糸を束ねたモップのようなものや、糸がほつれたボロ布を使うことが多かったそうです。
そんなところから『黒板消し』のことを、オランダ語で“ほつれた糸”や“ボロ布”を表す言葉『ラーフル』を使って、そう呼ぶようになったのでは・・と考えられるそうです。

実は『ラーフル』という名前は、学校用品や文具を扱う業界でも使われているそうです。
例えば大手メーカーの『日本理化学工業』さんでは商品の名前に『ダストレスラーフル(黒板拭き)』を使っています。
この『ダストレス』とは“チョークの粉が飛ばない”という意味です。
他にも『黒板消し』を『ラーフル』の名前にしているメーカーさんはいくつもあるそうです。

(2016/7/26放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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