車は右ハンドルなのに! 日本の電車の運転席が左側な理由

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車の運転席は右側なのに、電車の運転席が左側にあるのはなぜ?

車は右ハンドルなのに! 日本の電車の運転席が左側な理由

あなたは電車の一番前、運転席をのぞいてみたことがありますか? いつも移動手段として乗っているだけだとしても、電車のその先頭には安全に走行するために運転士さんたちが日々働いています。

そこで運転士さんの後ろ姿をご覧になったことのある方に思い出してみてほしいのです。運転士さんは左側にいませんでしたか? 日本の車は右ハンドル。ここは日本なのにどうして電車は自動車と違い運転席が左なのでしょう。

電車の運転席が左側にあるのは、イギリスのシステムをそのまま導入したから

鉄道は産業革命のイギリスで蒸気機関車として生まれました。最初に製作されたのは1804年のこと。その後1840年代のイギリスは鉄道への投資熱が高まり、鉄道狂時代を迎えます。

自動車の場合、イギリスの影響が強い国は運転席が右側にある

海外では自動車は右側通行が多いのは広く知られていますが、イギリスは左側通行。というよりも、世界的にはイギリスの影響が強い国は左側通行、そうでない国は右側通行といわれています。そして日本の自動車はイギリスと同じく左側通行の右ハンドル。ですが日本の鉄道は左に運転席があります。

電車は左側通行だが、駅のプラットフォームが左側にあるので運転席も左になった

鉄道が日本にやってきたのは1872年、明治5年のこと。日本最初の鉄道は国による建設でした。開通されたときの運行距離は今では考えられないほど短く28kmしかありませんでした。輸入先はもちろんイギリス。そのとき、イギリスのシステムをそのまま導入したので鉄道は左側通行、運転席は左側にありました。駅のプラットフォームが左にあるので、駅員と運転士が連絡を取りやすい左側のほうが理にかなっているのです(人間も駅構内では左側通行です)。

「電車の運転席は左」という法律はない! 稀に運転席が右側や中央の電車もある

けれど、昭和初期までは運転席の左右は混合していたそうです。それから戦後にできた信号や標識の法令に合わせ、運転席も左側に統一されたといいます。けれど、ここがびっくりなのですが、「運転席を左にせよ」という法律はないのです。なので小規模な鉄道ではごく少数、運転席が右側だったり中央だったりすることもあるそうです!

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MobiHo | 小湊鐵道HPより

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