これも舛添さんのせい? あの花火大会が思わぬ大ピンチ!!  【ひでたけのやじうま好奇心】

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画像提供:産経新聞社

夏の風物詩、花火大会のシーズンがやってきました。
ところが… いま、東京の花火大会が、思わぬ大ピンチに見舞われているのだそうです。
たとえば、「東京三大花火大会」のひとつ、「東京湾 大華火祭」。
この大会、今年から、当面の間、「中止」になりました。
なぜか?

中央区によると、例年、見物客を収容していたメイン会場の場所が、きたる東京オリンピックの「選手村」として使われることになったのだそうです。
で、その整備工事が始まったということで、メイン会場を設けることができなくなった!
そこで、やむなく、当面の間、中止となったというワケなんです。

「てやんでぇ、東京湾が中止でも、へっちゃらでぇ! オイラ、隅田川に行くからよォ!」
そんな江戸っ子もいらっしゃるかもしれませんが、油断は禁物です。

今週土曜日、7月30日に開催予定。約100万人の人出が見込まれている、ご存じ「隅田川花火大会」。
「東京三大花火大会」の中でも最大の規模を誇っておりまして、花火の数もダントツです。
中止となった「東京湾大華火祭(だいはなびさい)」は、約1万2千発。
8月開催予定、「神宮外苑花火大会」は、約1万発から、1万2千発。
ところが「隅田川花火大会」は、なんと約2万発以上!
スケール感、見ごたえは、「隅田川が圧倒的」との声も多いようです。

で、気になるのは、なんといっても、お天気模様ですが…
去年までは、「雨天の場合は翌日に順延」ということで、当然、予備日が設けられていました。

ところが今年は、ちょいとワケが違います。
もちろん、少々の雨ならば決行するそうですが、もしも、7月30日が、大荒れの天気…
すなわち「荒天」の場合には、なんと、順延は「なし」!
一も二もなく、「中止」ということになっているんです。
そして… こんなことになったのは、あの舛添さんのせいだ、という話があるんです!

いったいどういうことなのか?
隅田川花火大会のホームページには、こうあります。

「隅田川花火大会順延日の取扱いについて」
東京都知事選挙が7月31日(日)に実施されることが決定したことに伴い、実行委員会において、95万人近くの観客の安全確保が困難となることや投票への影響を考慮し、7月31日(日曜日)に設けていた当大会の順延について中止することを決定しました。
よって7月30日(土曜日)が荒天の場合、隅田川花火大会は中止となります。

お堅い文章ながらも、実行委員会の方々の忸怩たる複雑な想いが伝わってきますよね。
要するに…
「もしも」一日順延となると、あくる日、31日の都知事選と、モロに、カチあってしまう!
ここは涙を呑んで撤退、「中止」とするしかなかろう…

ん? コレ、誰のせいだっけ?
… そうだ! 元をただせば、都知事選のキッカケを作った、舛添さんのせいじゃないか!
おのれ、「マスゾエ~~」!

… というようなワケで、「風が吹けば桶屋が儲かる」という理屈に近いものはありますが…。
もしも隅田川花火大会が中止にでもなろうものなら、またぞろ、舛添叩きが行われること必至…という雲行きになっているんです。

もちろん、関係者にとってすれば、絶対に「中止」は避けたいところ。
というのも、花火大会には、「莫大な費用」がかかっているからです。

いったい、隅田川花火大会とは、どのくらいの予算がかかるものなのでしょうか。
2012年7月5日付の日本経済新聞によりますと、この年の隅田川花火大会の予算は、「約1億5,000万円」だったそうです。
内訳はといいますと…花火の打ち上げ費用がもっとも多くて、「約7,000万円」。
警備費用に「約3,000万円」。
そして、救護所のテントや仮設トイレの設置費用に、「約3,000万円」と続きます。
そのほか、広告費用、打ち合わせ費用、エトセトラ、エトセトラ…。
このように、「隅田川花火大会」とは、地域挙げての一大イベントであるとともに、巨額のマネーが動くイベントでもあるわけです。

では、この巨大な予算を、いったいどこから引っ張ってくるのか?
その多くは、「税金」です。
2012年の場合、墨田区を中心とした地元自治体から、「約1億円」の税金が投入されました。
足らないお金は、隅田川沿いのテラスなどで観覧できる有料観覧席の収入や、隅田川の屋形船からの協賛金などで賄ったのだそうです。
こうしてみると、「中止」という決定を下すのは、タイヘンな難事だと分かりますよね。

ところが… 実は、過去、隅田川花火大会が、「たった一度だけ」、タブーの「中止」に追い込まれたことがありました。
つい最近、3年前のことですから、覚えておいでの方も多いことでしょう。

2013年7月27日、つまり、ちょうど3年前の今日。
このときは、天気予報が「弱雨」だったにもかかわらず、とつぜんのゲリラ豪雨が、隅田川花火大会の会場を襲いました。で、19時の開始から、わずか30分ほどで、花火大会は「中止」となってしまったんです。
(※過去、1997年に雨天順延という例はありましたが、完全に中止となったのは2013年が初めて)。

では、なぜ、予備日を押さえていたにもかかわらず、「順延」ではなく、「中止」となったのでしょうか?
理由は、おおまかに言うと、「ふたつ」あったと言われています。

ひとつめは… 「すでに始めてしまっていた」というところ。
花火大会は、準備に巨額のマネーが動いていますから、いったん始めてしまうと、後戻りはできません。
開始から30分もやってしまったら、予備日を次の日に設定していたとしても、もう、取り返しがつかないんです!

そして、もうひとつの理由は… 「肝心の花火がシケってしまって、使い物にならなくなってしまった」というところ!
これはもう、どうしようもありません。
あわれ、この時の花火は、すべて「廃棄処分」となったそうです… 。

こうして、史上初めて、伝統ある隅田川花火大会が、「完全中止」へと追い込まれたわけです。
実行委員会としては、「弱雨」という天気予報を信じ、それに賭けた!…
ですが、その賭けに、この時ばかりは敗れてしまった… ということなんですね。

毎年、関係者の皆さんたちは、祈るように、空を見上げるのが常なのだそうです。
順延か? それとも、決行か?
迷いに迷いながら、ギリギリのところで、決断を下さなければならない… 実に、胃が痛むことでしょう。

でも、「去年までならば」、予備日がありました。
判断に失敗したのは、突然の豪雨に見舞われた2013年の一度だけ。
ただし今年は、舛添さんのせいで(?)予備日がありません。
つまり、すべては、7月30日、この一日のお天気に、かかっているんです!

「頼む! 晴れてくれ!」

… 一番そう願っているのは、実は、舛添さんかもしれませんね。

7月27日(水) 高嶋ひでたけのあさラジ!三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より