しゃベルシネマ

綾野剛、ぶっ飛んだ映画が出来ちゃいました!『パンク侍、斬られて候』

【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第434回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、6月30日から公開となる『パンク侍、斬られて候』を掘り起こします。


町田康×宮藤官九郎×石井岳龍、かつて観たことがない娯楽映画が誕生。


ど肝を抜くストーリー展開と社会を写したような世界観で、発表から10年以上経ついまでも熱狂的なファンの心を捉えて離さない町田康による傑作小説「パンク侍、斬られて候」。この破天荒な原作が映画化される日がやって来るとは、一体、誰が予測したことでしょうか。

監督は鬼才・石井岳龍、脚本は希代のストーリーテラー・宮藤官九郎という異色のタッグが実現、ついにスクリーンにお目見えです!


時は江戸時代。とある街道に現れた一人の浪人が、巡礼の物乞いを斬りつける。その浪人の名は、掛十之進。掛は「この者たちは、いずれこの土地に恐るべき災いをもたらす」と語るが…。

ある隠密ミッションによる10人の男たちの腹の探り合い、一人の美女をめぐる恋の行方、そして謎の猿将軍が明かす驚愕の真実とは…。

世紀のハッタリ合戦で、最後に斬られるのは誰だ!?


超人的な剣客にして超テキトーなプータロー侍、主人公・掛十之進を演じるのは、これまでにも様々な個性的キャラクターを演じてきた綾野剛。自らが撒いた種によって生まれる大惨事に七転八倒するキャラクターを鮮やかに演じています。

共演には北川景子、東出昌大、染谷将太、そして村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、さらに浅野忠信に永瀬正敏、國村隼、豊川悦司と超豪華キャストが集結し、圧倒的なエネルギーで爆発的な世界観を作り上げています。

一流の俳優陣が本気で繰り広げる、あんなコトやこんなコト。あまりにもクレイジーで大真面目なハジけっぷりに、少しでも気を抜いたら置いてきぼりになってしまう、かも。


冒頭から疾風のごとくストーリーが展開し、全編にわたってネタバレ御免の前代未聞なエンタテインメント。フザケているワケではなく、その底辺には現代社会への風刺がビリビリと効いています。

よくぞこんなにもぶっ飛んだ作品を、世に送り出して下さった。あれやこれやと説明するより、とにかく、観て下さい。


パンク侍、斬られて候
2018年6月30日から全国ロードショー
監督:石井岳龍
原作:町田康「パンク侍、斬られて候」(角川文庫刊)
脚本:宮藤官九郎
主題歌 – セックス・ピストルズ「アナーキー・イン・ザ・U.K.」
エンディングテーマ – 感覚ピエロ「夜のスピード」
出演:綾野剛、北川景子、東出昌大、染谷将太、浅野忠信、永瀬正敏、村上淳、若葉竜也、近藤公園、渋川清彦、國村隼、豊川悦司 ほか
©エイベックス通信放送
公式サイト http://www.punksamurai.jp/

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