『熱闘! 介護実況~私とオフクロの七年間』「母さん、ごめん!」松本秀夫アナが母が逝くまでの介護を中継する悪戦苦闘、泣き笑いのヒューマンドキュメント!

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「喜びも悲しみも幾歳月」松本アナウンサーの人生を垣間見ることができる本でした。
寝る時間も忘れて一気に最後まで読み通してしまいました。“高嶋ひでたけ”

男兄弟ふたりの松本さんがお母さんを介護する話には本当に頭が下がります。“上柳昌彦”

東京・有楽町にあるラジオ局「ニッポン放送」のスポーツアナウンサーとして野球シーズン中は、主にナイター実況を担当する“松本秀夫”です。

深夜帰宅は日常茶飯事でシーズン中は、地方の球場を転戦することも多々ありますが、そんな生活をしつつ2006年秋から体調を崩した母の介助をする必要に迫られ長男である私が、同居し、母の苦しみを目の当たりにしました。
「痴呆症」(認知症)と診断する医師や、「うつ病でしょう」という医師に分かれ、その都度、処方される薬も治療方法も異なり、一向に改善しない病状を見かねて、病院や施設を転々としてしまいました。

結局、正しい病名は不明のまま、2013年に母は他界しましたが私の7年間に及ぶ「悔悟」だらけの「介護」生活を実況風に綴る本を出版しました。ファインプレイを期待される方には申し訳ありません。
エラーだらけのお恥ずかしい 珍プレイだらけではありますが機会がありましたら、おつきあい頂ければ幸いです。

介護は戦いだ! 1回表から9回裏まで、認知症の母が逝くまでの介護をラジオの人気実況アナウンサーが中継する、悪戦苦闘、泣き笑いのドキュメント。

人知れず母と同居し、母親の介護をしながら日本全国の球場を駆け回り、ナイター実況を担当していたニッポン放送の人気スポーツアナウンサー、松本秀夫が初めて明かした最愛の母との日々を、実況スタイルを織り交ぜつつ赤裸々に綴った本。

認知症が、まだ「痴呆症」と呼ばれていた頃に宣告された母の病は、医師によっては「うつ病」と診断され、その度に一喜一憂。
病院を転々とした著者が揺れ動く心を自らアナウンサーの視点で見つめ、介護の現場の実態や、息子が母親の排泄介助への抵抗など日本の働き盛りが直面する「親の介護問題」を“伝える”一冊となっています。

『熱闘! 介護実況~私とオフクロの七年間』
著者:実況アナウンサー 松本秀夫
単行本(ソフトカバー) バジリコ出版から7月26日発売 定価1300円+税
ISBN 978-4-86238-232-0 C0095
ISBN 4862382320 ¥1300E
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松本ひでお横
松本秀夫
1961年東京生まれ。早稲田大学卒。ニッポン放送の看板実況アナウンサー。
野球をはじめ、サッカー、競馬などスポーツ全般の実況で知られる。他に
バラエティ番組のパーソナリティとしても活躍。

母さん、ごめん!
1回表から9回裏まで、母が逝くまでの介護をラジオの人気実況アナウンサーが中継する悪戦苦闘、泣き笑いのヒューマンドキュメント。
【目次】
1回表 すべての始まりは胆石
1回裏 オフクロを忘れて仕事に夢中だった私
2回表 オフクロの問題
2回裏 ラブストーリー
3回表 患者と治療の相性
3回裏 命がけの夏休み旅行
4回表 痴呆と診断された日
4回裏 オフクロの依存癖
5回表 老々デスマッチ
5回裏 傷だらけの人生
6回表 虐待を受ける
6回裏 親子水入らずの同居生活
7回表 破たんの予感
7回裏 オフクロの十字架、私の懺悔
8回表 特養施設の闇
8回裏 致命的エラー
9回表 オフクロの旅立ち
9回裏 オフクロを送る

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