夏休み到来!年齢制限に「上限」があるアトラクション総まくり!? 【ひでたけのやじうま好奇心】

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夏休み到来!
お子さんやお孫さんがいるご家庭も多いことでしょう。
夏休み中、一緒に遊園地へ!ということもあろうかと思いますが、ちょっと待った!
実は、遊園地の有名アトラクションに年齢制限が結構あるのをご存知でしょうか!?
つまり、「孫と行っても乗れない」「老後の楽しみに取っておけない」アトラクションがあるのです。

今日はその中から選りすぐりの情報をお届けします!

まずは、“絶叫マシンの豊富さ”なら日本一という「富士急ハイランド」。
有名なアトラクションのほとんどに“年齢制限に上限”があって、全部乗りたかったら50代のうちに乗っておくしかない、60になると乗れないものが多い。

たとえば、絶叫マシンの中でも一番上限の年齢制限がゆるいのが“64歳まで”という『鉄骨番長』。
高さ59mのタワーの周りを、最高時速51kmで回転する空中ブランコ、というだけで、怖いじゃないですか!
しかもブランコが上昇と下降を繰り返しながらぐるぐると回転して、足がブラブラの状態で振り回される浮遊感に絶叫します。

さらに、富士急ハイランドは細かく年齢制限がありまして、次の制限が“62歳まで”という、代表的ジェットコースター「FUJIYAMA」。
先日、このアトラクションは設置から20周年を迎え、オープン時のCMキャラクター「鈴木蘭々」さんがゲストでやってきてお祝いしたそうですが、このFUJIYAMAは最高速度130km、最大落差70mという世界最高クラスのスペック。

そして次の制限がジェットコースターの「高飛車」と「ええじゃないか」「ドドンパ」で“60歳まで”!
ちなみに、「高飛車」は夏の間だけびしょ濡れコースターの「飛車飛車(びしゃびしゃ)」と名前を変えて、水柱やミストエリアでびしゃびしゃになるのがウリ!

それから、一番年齢制限が厳しいのは“59歳まで”、つまり「U-60」という「トンデミーナ」など3つのアトラクション。

これらの絶叫マシンに加えて7月16日土曜日に、5年ぶりに新しい絶叫マシンがオープン。
高さ32メートルの上空を、自分で翼を動かして振れ幅を大きくすると、自分でも意図しないほどの回転を繰り返し、もうどうしようもない状態!
ということで、この新しいマシンの名前は「テンテコマイ」。こちらは60歳までしか乗れません。

ちなみに、震えるほど恐ろしい「お化け屋敷」もあるのですが、そこには年齢制限はありません。

では絶叫マシンに64歳、62歳、60歳、59歳までと、なぜ細かく上限の年齢制限がついているのか?
富士急ハイランドでは細かい年齢制限の理由については教えてもらえませんでしたが、年齢を高く設定しているモノほど“よりマイルド”ということが言えます。

また、人間は、体の様々な機能に変化がみられるのが60歳から65歳。
アトラクションの高低差やスピード、回転などを考慮して、年齢を決めているようです。
また、「健康な方はOK」というだけですと、個人の判断では甘くなりがち。
そこを誰でも判断できる基準として、“年齢で制限”ということになったそうです。

実際、これだけ絶叫マシンに特化して揃っている遊園地はアジアでは唯一。
アジアや欧米の外国人観光客も大いに取り込んで、年間来場者は238万3千人とずっと右肩上がりとなっています。

ここで年齢制限に引っかかるというリスナーの方に裏情報を。
いま大変評判がいいアトラクションは、絶叫マシンではない、「富士飛行社」という富士山を体感するアトラクション。

富士飛行社(w680)

富士飛行社(富士急ハイランドHPより)※画像はイメージです。

直径20メートルの巨大スクリーンをつかって、本当に富士山を上から観るような映像に、家族ともども大感動。
泣きながら出てくる人が続出しているそうです。

所変わって、“怖くないジェットコースターなら乗れるんじゃないか?!”と思いまして、浅草の「花やしき」の門を叩きました。

最高時速はたったの42km。この夏から63年目に入った日本現存最古のジェットコースターがあります。
ところが、花やしきも「65歳以上の方はご乗車になれません」。
64歳まで、なのです。
やはりこちらも、65からは大きく体に負担がかかるということで「安全上の理由」。

しかし、富士急ハイランドも花やしきもそうですが、遊園地という性格上、「証明書を見せてください」などと、厳密に年齢チェックを行っているわけではありません。
花やしきの場合は、見た目がちょっといっている人には「65歳までとなっているんですが…?!」と“気付きのタイミング”を与えているそうです。

だったら、“スカイダイビング”なんかは負荷がかかるから絶対に年齢制限があるはず…と思いきや、そうでもないのです。

関東のスカイダイビングは比較的年齢制限が無い場合が多い。
むしろ、海外で行う方が厳しく“65歳以下”と定められている場合があります。

スカイダイビングは「気圧の変動が激しい」「空中でのエビぞり」「着地は腹筋を使い、骨折の危険がある」という3つの大きなハードルがあります。
これをクリアできない人は年齢だけでなく、やはりやってはいけない。

日本でも関西の大手スカイダイビング会社では「65歳以下」と厳しく制限。
その理由は「かつて90歳の人とトラブル」になったからだそうです。

上限の年齢制限がひっかからないうちに、絶叫マシンやスカイダイビングを思う存分楽しむ夏、というのはいかがでしょうか?

7月19日(火) 高嶋ひでたけのあさラジ!三菱電機プレゼンツ・ひでたけのやじうま好奇心」より

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