瀬戸内寂聴 宇野千代さんに言われた大切な言葉

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瀬戸内寂聴 宇野千代さんに言われた大切な言葉

【瀬戸内寂聴「今日を生きるための言葉」】第664回

作家の宇野千代さんに「書けても書けなくても、必ず一日に一回は机の前に坐りなさい」と言われました。努力の積み重ねが大切なのです。

瀬戸内寂聴

撮影:斉藤ユーリ

《瀬戸内寂聴 新刊情報》

瀬戸内寂聴 宇野千代さんに言われた大切な言葉
〈最新刊〉
『愛することば あなたへ』 瀬戸内寂聴
光文社刊 定価:920円(税別)

人はなぜこの世に生きているのでしょう。それは愛するためです。

生きていれば人生にはいろいろなことが起きます。
仕事に失敗したとき、失恋したとき、問題を起こしてしまったとき、怒りで大声を出したいとき、大切な人を失ったとき、もう、生きるのが嫌になったとき……。

そんなとき、この本を開いてみてください。
寂聴さんのことばが心に沁み、心が開かれてきます。

本書に収められているのは、「男と女」「くるしみ」「しあわせ」「わかれ」「さびしさ」「いのり」という愛にまつわる6つのテーマで厳選した珠玉の言葉たちです。

瀬戸内寂聴 宇野千代さんに言われた大切な言葉
『いのち』 瀬戸内寂聴
講談社刊 定価:1,400円(税別)

長い生涯の中で深い縁に結ばれた女流作家、大庭みな子と河野多恵子。
天才的な才能に恵まれたライバル同士である二人の愛憎の激しさを描いた著者の、最期の長編小説になるかも知れない力作です。
胆のうがんの摘出手術から帰還する冒頭のシーンから思わず引き込まれていきます。

瀬戸内寂聴 宇野千代さんに言われた大切な言葉
『おちゃめに100歳! 寂聴さん』 瀬尾まなほ
光文社刊 定価:1,300円(税別)

寂庵に来るまで瀬戸内寂聴が作家であることも尼僧であることも知らなかったという著者。
寂聴さんの秘書になって七年。
常日頃共に過ごしているからこその、瀬戸内寂聴の日常を綴ったエッセー。
読んでいると思わず顔がほころびます。

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