櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰、自然界の超常現象に挑む!『ラプラスの魔女』

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね・第404回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。
支配人の八雲ふみねです。
シネマアナリストの八雲ふみねが、観ると誰かにしゃベリたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

今回は、いよいよ5月4日公開『ラプラスの魔女』を掘り起こします。


東野圭吾ミステリー史上、もっとも野心的かつ衝撃的なミステリーがついに映画化

櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰、自然界の超常現象に挑む!『ラプラスの魔女』
ベストセラー作家・東野圭吾自身が「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と語るほど、野心的なミステリー小説「ラプラスの魔女」。ジグゾーパズルのピースのようにバラバラに散りばめられた出来事が徐々につながっていく展開に多くの読者が驚愕。 まるで物語に翻弄されているかのような興奮を覚える衝撃作です。

タイトルにもなっている“ラプラスの魔女”とは、19世紀フランスの天才数学者ピエール=シモン・ラプラスが提唱した“計算によって未来を予見できる知性を備える超越的な存在”のこと。この神にも等しい存在をテーマにした、東野圭吾ミステリー史上もっとも異色な小説がついに映画化となりました。

櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰、自然界の超常現象に挑む!『ラプラスの魔女』
連続して起きた2つの不審死。それぞれの事件現場は遠く離れているにもかかわらず、死因はどちらも自然現象下での硫化水素中毒死。しかも死亡した二人は、知人同士だった。

警察はこの不可解な事件の調査を、地球科学の研究者で大学教授の青江修介に依頼する。青江は自然科学的見地から事件性を否定。もし他殺ならば、犯人はその場所で起こる自然現象を正確に予測していたことになる。

行き詰まる青江の前に現れたのは、謎の女・羽原円華。彼女は事件の秘密を知る青年・甘粕謙人を探しており青江に協力を頼むが、同じ頃、警察は円華の事件への関与を疑い始めていた…。

櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰、自然界の超常現象に挑む!『ラプラスの魔女』
主人公の青江修介を演じるのは、櫻井翔。4年ぶりの映画単独主演となる本作、謎多き事件の調査にあたる生真面目な大学教授を人間味豊かに演じています。

自然現象を予言するヒロイン・羽原円華には広瀬すず、失踪中の青年・甘粕謙人に福士蒼汰と、人気絶頂の3人が初共演が果たしているのも注目ポイント。

さらに、豊川悦司、玉木 宏、リリー・フランキー、高嶋政伸、檀 れい、志田未来、佐藤江梨子、TAOと主役級のキャストが勢ぞろいしました。

メガホンを取ったのは、三池崇史監督。原作の持つミステリアスな世界観を大切にしながら、アクションや自然現象の再現など映画ならではのダイナミックな見せ場がたっぷり盛り込まれたサスペンス・エンターテイメントに仕上がっています。

櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰、自然界の超常現象に挑む!『ラプラスの魔女』
犯人探しの面白さはもちろん、“ラプラスの魔女”のような超人的な能力を持ち合わせることは、果たして幸せなのか。観終わった後、“人間の本質”についてじっくりと考えたくなる本作。

ゴールデンウィーク後半、ミステリー好きもドラマ好きも楽しめる一作です。

櫻井翔×広瀬すず×福士蒼汰、自然界の超常現象に挑む!『ラプラスの魔女』
ラプラスの魔女
2018年5月4日から全国ロードショー
監督:三池崇史
原作:東野圭吾「ラプラスの魔女」(KADOKAWA刊)
出演:櫻井翔、広瀬すず、福士蒼汰、志田未来、佐藤江梨子、TAO、玉木宏、高嶋政伸、檀 れい、リリー・フランキー、豊川悦司 ほか
©2018「ラプラスの魔女」製作委員会
公式サイト http://www.laplace-movie.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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