「草野満代夕暮れWONDER4」（5月2日放送）にて、レイ・パーカー・ジュニアのエピソードを紹介した。

5月1日は、アメリカのミュージシャン、レイ・パーカー・ジュニアの誕生日。今年で64歳になります。レイ・パーカー・ジュニアといえば…1984年、世界的に大ヒットした映画『ゴーストバスターズ』の主題歌で一躍有名に。オープニングの踊り出したくなるようなメロディーと、印象的なベースライン、そして、キャッチーな掛け声がウキウキさせるこの曲…全米チャートで1位になったのはもちろん、日本のオリコン洋楽チャートでも1位に。

一躍、時の人になったのもつかの間、この曲は、アメリカのビッグ・バンドのボーカル、ヒューイ・ルイスに「オレの曲…『I want a new drug』に似すぎていないか！？」つまり、パクッたのではないか！？と、訴えられてしまいます。

というのも、もともと、この映画『ゴーストバスターズ』の主題歌の話は、ヒューイ・ルイスのもとに来ていたといいます。ところが、ヒューイは、同時期に制作していた映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の曲を作ることに。。。そこで、制作期間が短いながらも、レイが『ゴーストバスターズ』の曲を手掛けることになったと言われています。

結局、レイは、ヒューイ・ルイスに敗訴して、和解金を払って解決。（盗作って認めちゃったってことになりますね…）ヒューイ・ルイスからしたら盗作と思うかもしれませんが…レイからしてみたら、インスピレーションを受けて作った…ということなんじゃないでしょうか。

「草野満代 夕暮れWONDER4」
FM93AM1242ニッポン放送　月曜-木曜16:00-17:40