ブリキのおもちゃ博物館から生まれた映画『トイ・ストーリー』!

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5月4日放送 ゲスト:横浜ブリキのおもちゃ博物館館長 北原照久 第5回

ブリキおもちゃコレクターの第一人者!「なんでも鑑定団」でもお馴染み! 数多くのおもちゃを収集し、全国各地の常設博物館などで展示。コレクションをモチーフにしたオリジナルのおもちゃも販売。


おもちゃが集まるのは北原さん流の3“感”王

黒木)毎日、さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺っていくあさナビ、今週のゲストは横浜ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久さんです。
これまで北原さんのいろいろな人生をちょっとだけ垣間見させていただきましたが、おもちゃのコレクションの話に戻ります。これからも宝物探しはやられるのですか?

北原)はい。僕はずっとコレクションしているので。いまおもちゃ博物館を何件もやったり、本もたくさん出していますよね。すると、情報が集まってくるのです。だから、ある水準まで行くと、情報がたくさん来る。だから買えるわけです。僕は喜び上手というか、よく「3感王」と言っているのですが、「感心」「感動」「感謝」。とにかくいろいろなことに感心があって、感動します。美味しいとか楽しいとか嬉しいとか、やたら喜びます。そして、いつもお金払うときに「ありがとうございます」と言います。だから、業者の方が「誰に売ろうかな」と考えたとき、「そうだ、北原さん喜ぶな」って。それでどんどん集まってくる。
それと、僕は物を大切にします。すると、物にも気持ちがあって。「あそこは居心地がいいよね」と寄ってくる。たぶん、そう思います。

黒木)なるほど……

博物館を訪れたジョン・ラセター監督は「まるでおもちゃが生きているみたい」と評した

黒木)コレクションを見ていただく喜びもあるわけですよね?

北原)もちろん。それがいちばん大きいです。自分が手に入れる喜びもありますが、それを見た方が「懐かしいな。こんなのあったな」とか「初めて見た!」と言ってもらえると、スゴく嬉しいです。
映画『トイ・ストーリー』のジョン・ラセター監督は、いまから25、6年前に、横浜山手のブリキのおもちゃ博物館に来られて、「まるでおもちゃが生きているみたいに感じて、あの映画の構想が浮かんだ」と、本人が言ってくれています。

黒木)あの映画、北原さんの博物館から生まれたのですか!

北原)僕はフロリダのディズニーワールドのエプコット・センターで6年間、コレクション展をやっていました。そのとき、ジョン・ラセター監督がタイトルを付けてくれて、「Tin Toy Stories Made in Japan」と付けて、ビデオメッセージで「彼のおもちゃはまるで生きているようだ」と言ってくれました。とても嬉しかった(ブリキのおもちゃは英語でTin Toy)。

黒木)スゴいですね。フロリダのディズニーワールドで。

北原)6年間ですよ!

次に挑戦したいのは気球で宇宙に行くこと

黒木)まだ70歳の北原さんですけど、これから挑戦してみたいことはありますか?

北原)もちろんです。これから、宇宙へ行きたいです!

黒木)……え?

北原)宇宙に行く。地球を客観的に見てみたい。

黒木)それは……ロケットに乗って?

北原)気球で行くんです。パイロットが2人いて6人乗りですけど、成層圏の高度4万メートルで気球を切り離してパラシュートで降りる。地球は完全に球体で見れますので。そうすると、地球はおそらくキレイでしょうね、国境もないし……それで、「こんなきれいな星で、どうして争い、憎しみ合っているんですか?」とメッセージが帰ってから言えるじゃないですか。そういう講演をするイメージもできています。

黒木)やはり、夢を語った後は、具体的な物まで語らなければいけない。

北原)そうです。夢が実現したら、そこから先で何をやるかもイメージしちゃっています。

黒木)じゃあ、その気球を作るのですね?

北原)いえ、アメリカにそういう会社がもうあります。いま実験段階で、日本人の第1便が僕たちです。もう6人決まって、チケットも買ってあります。

黒木)いつ頃の予定ですか?

北原)早ければ来年ですね。

黒木)来年、北原さんが宇宙に行くのが、ニュースになりますね。

北原)いや、そこまではならないと思うけど、そしたらまた呼んで下さい。宇宙の話を熱くしますから。

黒木)ぜひそれは伺いたいと思います(笑)

北原照久(きたはら・てるひさ)/ 横浜ブリキのおもちゃ博物館・館長 / 株式会社トーイズ代表取締役/株式会社トイズプランニング代表取締役

1948年 東京都中央区京橋生まれ。
ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に知られている。
大学時代にスキー留学したヨーロッパで、ものを大切にする人たちの文化に触れ、古い時計や生活骨董、ポスター等の収集を始める。
その後、知り合いのデザイナーの家で、インテリアとして飾られていたブリキのおもちゃに出会い、興味を持ち収集を始める。地方の玩具店などに眠っていたブリキのおもちゃを精力的に収集。
1986年4月、横浜に「ブリキのおもちゃ博物館」を開館。
平成15年11月より6年間、フロリダディズニーワールドにて、「Tin Toy Stories Made in Japan」のイベントを開催。
横浜市の「横浜ブリキのおもちゃ博物館」をはじめ、「北原コレクションエアポートギャラリー」「河口湖 北原ミュージアム“Happy Days”」「箱根北原おもちゃミュージアム」「北原コレクションミュージアム」「ザ・ミュージアム MATSUSHIMA」、「京橋エドグラン」などで常設コレクションを展示中。
テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に鑑定士として出演するほか、
ラジオ、CM、各地での講演会等でも活躍中!

(2018年5月4日放送分より)

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月~金 6:43~6:49

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