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中日・松坂「このウィニングボールは特別」

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【プロ野球中日対DeNA】ウイニングボールを手に、森繁和監督(左)と握手する中日・松坂大輔投手=2018年4月30日ナゴヤドーム 写真提供:産経新聞社

昨日、 ナゴヤドームで行われた DeNA戦で、強力ベイスターズ打線を6回1失点に抑え、久々の勝利を挙げた中日・松坂大輔投手。

今シーズン3度目の先発でしたが、毎回ランナーを許しながらも、直球やカットボールを軸に、相手バッターに的を絞らせず、114球の力投。

「相手も強いですし、とにかく自分で連敗を止めてやろう、という気持ちで初回から飛ばしていきました」  

勝利投手の権利を持ってマウンドを降りると、その思いを受けた3人のピッチャーが後続を断ち、チームの連敗も4でストップ、最下位を脱出しました。

実は前回先発した4月19日の阪神戦も、チームは4連敗中。この時も「自分が連敗を止める」という思いでマウンドに立ちましたが、123球を投げ、7回を2失点に抑えながら、味方の援護がなく負け投手になっています。

その責任をいちばん感じていたのは、ドラゴンズの選手会長で、横浜高校の後輩、福田でした。

試合後、

「松坂さんがあれだけ粘って投げていたのに、点を取ってあげられなかった。申し訳ない」

と悔しそうにコメント。

1998年、福田が10歳のとき、松坂が甲子園で春夏連覇を達成。そのビデオをすり切れるほど観て、「自分も横浜高校に入ろう!」と決意した。その憧れの人と、まさかドラゴンズでチームメイトになれるとは想像もしていませんでしたが、前回の借りを返そうと、昨日は初回にタイムリーヒットを放ち、先輩に3点目をプレゼントしました。

「なんとか、松坂さんに白星を!」福田だけではなく、チーム全員が気持ちを一つにして、勝利をもぎ取った昨日の試合。お立ち台で松坂は、

「ものに対しての執着心はあまりないんですけど、このウィニングボールは本当に特別なものになりました」「チームも僕もまだまだ。今日という日をきっかけに、もっともっと上へ行けるように頑張りたい」

と語りましたが、怪物復活で5月からのドラゴンズ、台風の目になるかもしれません。

5月1日 飯田浩司のOK! Cozy up!「スポーツアナザーストーリー」

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