DeNAの好調若手投手・飯塚が登板直前に行うこと 

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飯塚悟史 DeNA

プロ野球 巨人対DeNA DeNA先発の飯塚悟史=2018年4月10日東京ドーム 写真提供:産経新聞社

去年の先発の柱だった、今永投手・濵口投手・ウィーランド投手の3人が故障で開幕に間に合わず、春先は苦戦が予想されていたDeNAですが、代役の若手投手たちが大活躍。2001年以来、17年ぶりの8連勝と勢いの乗り、現在、9勝5敗で首位を走っています。

すでに3勝を挙げた京山投手、初登板初勝利を挙げた東投手と並び、ラミレス監督が期待しているのが、今年4年目の飯塚悟史投手です。

1996年10月生まれ、新潟出身の21歳。日本文理高校から、2014年、ドラフト7位でDeNAに入団しました。プロ3年目の去年、1軍に初昇格。6試合目の中日戦で、待望のプロ初勝利を挙げました。

去年は結局、この1勝だけに終わりましたが、今年はキャンプ中に「バックドア」と呼ばれる、ボールゾーンから変化してストライクになるカットボールを覚えたことで、ピッチングの幅が拡がりました。

これを買ってラミレス監督は、飯塚を開幕からローテーションの柱に抜擢。ここまで2試合投げて0勝1敗と、まだ白星は挙げていませんが、2試合とも先発ピッチャーとして試合を作り、責任は果たしています。

さらに、闘争心をかき立てるため、飯塚が今年から始めたのが、登板直前のロッカールームで、ボクシングの元ヘビー級王者、マイク・タイソンの試合の動画を見て、その野性味あふれる戦いぶりを脳裏に焼き付けること。それが、気迫のピッチングにもつながっています。

その飯塚ですが、今日、故郷・新潟で行われる巨人戦に先発で凱旋登板する予定です。去年の7月にも、新潟で先発する予定があったのですが、残念ながら雨で中止になり、今日はその「リベンジ登板」となります。

果たして飯塚の好投で、DeNAが9連勝なるか? それとも巨人・山口が待ったをかけるのか?

4月17日 飯田浩司のOK! Cozy up!「スポーツアナザーストーリー」

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