ラジオパークに寄せて 高橋 克実 |
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今年の4月からスタートしたニッポン放送土曜朝の番組「高橋克実と山瀬まみ おしゃべりキャッチミー」
(8:30〜11:00)のパーソナリティに指名された時には何かの間違いじゃないかと我が耳を疑いました。というのもこれまでゲストとして呼ばれて出たことはあっても、パーソナリティとしてしゃべるなんて考えたこともなかったからです。
そんなラジオバージンの私、予想通り毎回、あたふた、じたばた、そしてオドオドしたトークをお届けするハメとなり、パートナーの山瀬まみちゃんにはいまだに迷惑をかけっぱなしです。 |
なのに、今度は第二回ラジオパークのイメージキャラクターという大役を仰せつかり恐縮しつつも、ニッポン放送は何を考えてるんだろう!と心のどこかで呆れています。でも失敗を恐れず、そんな無謀なキャスティングができるのがニッポン放送の、そしてラジオのいいところなのかも知れません…
なんて自分に言い聞かせています。 |
やってみてわかったのですが、舞台やテレビとは全く別の仕事で、どんなに格好つけてしゃべっても、最後は地が出てしまうもの。ラジオが好きというタレントさんが多いのは、自分の言葉で、素の自分が出せるからではないでしょうか。私も毎週、隠しようがない素をさらけだして白川陽子ディレクター36歳に怒鳴られていますが、恥をさらす快感がようやくわかりかけてきた頃です。 |
二日間に渡って繰り広げられるラジオパークの幕開けは、「おしゃべりキャッチミー」公開放送となるそうです。いつもメールやファックスをもらって電話に出演してもらってるリスナーの皆さんと初めて対面できるわけでなんだかラブレターをもらった子とはじめて待ち合わせしてる気分です。
いったい、どんな顔で どんな人生を歩んできた皆さんとお会いできるのでしょうか |
もちろん公開放送バージンでもある私はたぶん、大勢のお客さんの前で恥をさらす事になるとは思いますが、恥と汗はかいてナンボと開き直り日比谷公園という、どんな大劇場も敵わない檜舞台での私の立ち往生ぶりをぜひ一人でも多くの皆さんに見て頂ければシアワセです。 |