地下鉄日比谷線三ノ輪駅から徒歩1分。
台東区根岸5丁目にあります、地酒のお店「鈴木酒販」さんからの
出張放送の模様をお楽しみ頂いています。
お話しを伺っているのは、鈴木酒販の鈴木利昭会長です。
戦後の復興から高度経済成長時代やオイルショックに
リーマンショックなど、様々な時代をお酒の販売を通じて
見続けてこられた鈴木会長と同じく
店先には、ずっと、お客さんを見守ってきた宝物があるんです。
それは、焼酎を入れていた「甕」(かめ)
戦後間もない頃は、まだまだお酒も不足気味で
焼酎をよく仕入れられるお店が、いい酒販店さんの条件だったとか。
そんな中、鈴木酒販さんでは、毎日店先に、50もの焼酎甕を並べて
お客様に販売をしていたとか。
当時は、ブドウ液と梅割りの焼酎が人気だったそうです。
また、その頃は三ノ輪に食肉市場があった関係で、
今も煮込みやホルモンの名店がたくさんあり
ホッピーとの相性もバツグンといわれています。
焼酎で割るホッピーが下町ですんなり溶け込んだのも、
ホルモンや煮込みとの相性がよかったから
といえるのかもしれませんね。
|
|