落語家のの立川志ららさが、ミーナさんのお供として付き添い
やってきたのは、
地下鉄日比谷線三ノ輪駅から徒歩1分。
台東区根岸5丁目にあります、
地酒のお店「鈴木酒販」さんです。
今週は、鈴木利昭会長に鈴木酒販店の歴史を伺っていますが
創業者でもある会長のお父さん、鈴木藤吉さんは山形のご出身。
戦前は、山形正宗という名酒の蔵元「水戸部酒造」の東京出張販売所で
働かれていたそうです。
その後、山形屋酒店を経て、鈴木酒販を拡大されていきますが
当時は、近隣の得意先に配慮されたのか、山形正宗の取り扱いはなかったとか。
やがて利昭さんが、店を継がれ、どうしてもお父さんの思いがこもった
山形正宗の取り扱いをしたい!と
会長が蔵を直接訪ねて、交渉されたそうです。
そして53年の時を経てお取り扱いすることができるようになったそうです。
山形正宗だけでなく、全国の蔵元を、一軒づづ訪ね歩かれる会長を
信頼して、お酒を任せられる蔵元が多いそうです。
鈴木酒販さんの看板には、大きく「国のお酒」と書いて
「国酒」という文字が掲げられています。
日本ならではの、伝統と技術を継承した
地酒や焼酎の素晴らしさを伝えていくという
信念があるからこそ、蔵元にも、お客さんにも喜ばれるんですね
くしくも、ホッピーの前身、コクカ飲料も
国の華という意味があり、国酒の精神が込められているという事実が
わかり、改めての乾杯も笑顔が満ちていました。
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