今週も、ミーナさんと共に台東区根岸5丁目にあります、
「鈴木酒販」さんの角打バルから
江戸のお酒事情を紹介しながら、お届けしました。
東京の桜もそろそろ見頃となりますが
今のようなお花見の習慣を庶民に広めたのは、暴れん坊将軍こと
徳川吉宗だと言われています。
という話をすると、ミーナさんが
実は赤坂の氷川神社も、吉宗公と縁が深く
吉宗さんという名前を聞くと、親戚のおじさんのような
親しみを感じるとおっしゃっていました。
その吉宗が主導した「享保の改革」の一環として、
向島の隅田川堤や王子の飛鳥山に、品川の御殿山などに
サクラを植樹したことで花見が広まったそうです
隅田川堤のサクラは治水対策として植えさせたそうです。
花見で人が集まって、川岸の地面が踏み固められ治水対策に…
それに対して飛鳥山の花見は、庶民に娯楽を提供することで
増税などで募っていた幕府への批判の声を鎮める
治安対策があったといいます。
吉宗自ら飛鳥山に宴席を設け、名所としてアピールを行い
庶民にPRしたそうですから、プランナーや街作りの
プロデューサーとしての才能もあったということになります。
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