今週は、お酒にまつわる豆知識をご紹介してきました。
きょうご紹介するのは「蒸留酒の歴史」。
ウイスキー、ウォッカ、焼酎、ラム、テキーラは
すべて蒸留酒で、世界中で作られ愛されています。
中国で、漢方の技術を使って
不老不死の薬を作ろうとする人がたくさんいたそうで
それがシルクロード経由で、イスラム帝国に伝わると
不老不死の薬を作る技術で「金」を作れるのではないかと
錬金術の道具として蒸留器が生まれました。
さらに改良を重ねていくうちに
“いい香りのする水が出来る”と
アラビアでは香水を作るための装置に。
この装置が、「お酒も作れる」と
再びシルクロードを渡り、中国・モンゴル・ロシアへと拡散したそうです。
東西の文化が交流したシルクロードがきっかけで
不老不死の技術が、最終的にお酒に変わって戻ってくるのは不思議ですね。
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