今週は“春の読書週間”と題して
おすすめの本や、今読むべき本などいろいろな本について
ご紹介していきます。
今夜ご紹介したのは、志ららさんが『是非に!』とおススメする
野末陳平(のずえちんぺい)さんの
「あの世に持っていくにはもったいない 陳平 ここだけの話」。
野末さんとは、立川談志さんが晩年の唯一無二の親友で
その繋がりで志ららさんもかなり親しくしているそう。
立川流の落語家をとても可愛がってくれていて
談志さんが亡くなった後も、週一で野末さんとお昼ご飯を食べる仲。
そういった交流の中で、いろいろとお話ししていると
「雑談だけだともったいないから、一緒に会をやろう」ということで
15年前、神保町の落語カフェで
志ららさんや立川らく次さんが落語を披露し
後半は野末さんが、これまでの人生で色々経験したことを
喋っていただくという会が開かれたそう。
24年間の参議院議員を経験している野末さんですが
ストリップ劇場の作家やテレビの脚本家など、
様々な経験をしていることもあり、会では有意義なお話が湯水のように出てきて
「話をまとめた方がいいんじゃないか」ということで
書籍化したとか。
「年末年始、陳平さんが自宅にこもって
一生懸命書いた本なので、ぜひ手に取ってほしい」と
一押しした志ららさん。
80代なかばを過ぎた野末さんが
放送界や政界と渡り歩いてきた中で、数多くの有名人・著名人たちとの
数々の思い出、雑談トークを覗ける一冊です。
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