今週は「落語」を題材にしたドラマや映画を紹介しています。
今夜ご紹介したのは、1981年に公開された
森田芳光監督のデビュー映画『の・ようなもの』。
懐かしい香りの漂う東京の下町を舞台に
本職の落語がイマイチな落語家のタマゴが
ありふれた青春の断片を軽妙なタッチで綴った
おかしくてちょっと切ない青春コメディー。
後にたくさんの名作を残された森田芳光監督ですが
映画賞を総なめにした作品。
撮影にあたって監督は、若手落語家の役を探していた時に
たまたまテレビで全日本落語選手権を放送していて
当時大学生だった伊藤克信さんが落語をしているのを見て
『この人しかいない』とオファーしたそうです。
映画を見た志ららさんは
「伊藤克信さんしかいないと思うくらい適任」と
その演技にも注目のようです。
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