8月は『大人の修学旅行2019』をお届け。今年のテーマは「現代アートに触れる旅」。今回お話を伺うのは様々なアーティストのプロデュースを手掛け、日本のアートシーンを牽引する中心的ギャラリスト 小山登美夫さんです。

今週のテーマは「現代アートに興味がない人にもオススメの旅」。ということで小山さんにご紹介いただいたスポットは瀬戸内海にん浮かぶ島・香川県『直島』です。今では現代アートの人気スポットとなっている直島ですが、福武總一郎さんが開発していき、世界的な建築家・安藤忠雄さんが美術館やホテルなどさまざまな建物を作っていきました。ホテルの客室の中にも一流現代アートの作品が描かれており、真夜中でも現代アートを楽しめる場所も多いんだとか。ホテルから一歩でると目の前には瀬戸内海。アートに興味がない人も自然を体感することができるので、楽しむことができそうです。

島の中も現代アートが溢れているのですが、今回お話の中に出てきたのは、宮島達男さんの作品。一見普通のお家に見える建物の中に入ると、釣堀の大きいようなプーの中に不規則に点滅するデジタルアート作品が置かれています。デジタルは一定の速度で刻みますが、不規則に点滅することで、時や速度をズレによって体感することができます。直島はレンタサイクルを借りることができるので、レンタサイクルで現代アートと自然を体感する旅をより一層楽しむことができそうですね。