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2019.06.28

門司港名物「バナナの叩き売り」とは?

「門司港バナナ塾」第13期塾長 今村謙三さんに詳しく伺いました。

 バナナの叩き売りの発祥は!?

明治36年にバナナが外国から日本へ石炭船で輸入され始め、明治41年に門司港へバナナが輸入されました。石炭船というのは進むスピードが遅く、それを見越して青い状態のバナナを船で日本へ運んでいたそうです。ですが、それでも熟れすぎたり、痛んだり、傷ついたバナナが多かったそうです。それを、石炭代の足しになればと売り始めたのがバナナの叩き売りの始まりだそう。その後、門司港では街の活性化のためにバナナの叩き売りを本格的に取り入れてきたんだそう。

 

今村さんの今後の目標とは?

そんな「門司港バナナ塾」は年に一度、月に2時間の授業を2回。5ヶ月かけて叩き売りの技術を継承しています。今までの卒業生はおよそ250名で自分の地域のお祭りや老人施設、同窓会で披露することが多いそうです。その他にもバナナの叩き売り団体に所属して次の世代への継承活動に参加する方も多いそうです。今年の講座は6月8日からスタートしており、今回の塾生の中には9歳の小学生の姿も。もう2回授業が終わったそうですが、バナナの叩き売りをする時に歌う歌「バナちゃん節」をもう歌っていたそうですよ。今後の目標として、様々な観光客が来る門司港の名物になって、多くの方にまた来て欲しいと考えているそうです。そして、外国人観光客も多いので、バナナの叩き売りを英語で伝えたいなと考えているそうです。

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    パーソナリティ
    • 中村こずえ
      中村こずえ
      中村こずえ

      中村こずえ

      10月1日生まれ 天秤座。TOKYO FMアナウンサー出身。
      10代のころから今に至るまで、日本各地を旅し、47都道府県すべて訪れている。海外旅行も大好き。
      美味しい顔を見たくて(本当食べることが好きで)料理好きに。
      ワーキングマザーとして「簡単・テキトー・安い・早い・うまい!」をモットーとしたレシピ本を三冊出版している。
      スポーツはテニス、スキー、ゴルフ…すべて夫がコーチ!
      朗読の舞台公演や、講師の顔も持つ。

    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。