荒川クリーンエイド・フォーラムの五十嵐実さんに詳しく伺いました。

プラスチックをポイ捨てすると起きることとは？

街でポイ捨てをし、川を伝って海に流れている状況なんだとか。プラスチックゴミは川を流れていくうちに小さくなっていき、海に流れて間違えて生き物が食べて命を落とすという状況が起きています。プラスチックを食べた魚を人間の私たちが食べてしまうと私たちにも悪影響があります。荒川クリーンエイド・フォーラムは活動を初めて26年。発足したきっかけは荒川で一斉に清掃活動をするというキャンペーンから。市民が集まって始まったのですが、非常に多くゴミを回収したんだそうです。

五十嵐さんが伝えたい、プラスチックとの付き合い方

昨年は1万2千人が参加して45Lのゴミ袋で7000袋分のゴミを回収されたそう。ただ、それ以外にも粗大ゴミもたくさんあったんだそうです。生活に関わるあらゆるものが荒川に捨てられています。特に多いゴミはペットボトル。こちらは10年連続で1番回収されているゴミだそうです。ペットボトルの生産量と比例して回収される量も多いと五十嵐さんおっしゃっていました。今後みなさんに気をつけて欲しいこととして、無駄なプラスチックを使わないこと。レジ袋ではなくエコバッグ。ペットボトルではなくマイボトルへ。一番はゴミにしないことです。ちゃんと処理すれば自然界に出ることは少ないと考えているので、心がけ、マナーが大事と話されました。今後の目標としては2050年には海の魚よりゴミの方が多くなると言われているそうです。五十嵐さん、プライベートでは海へ行きサーフィンを楽しまれているそうで、30年後も綺麗な海で波乗りをしたいし、悲しい事態にならないように頑張りたいと五十嵐さん最後におっしゃっていました。