「洋野エモーション」の活動をしている宮本慶子さんに伺いました。

朝の連続テレビ小説「あまちゃん」を見て思いついた「洋野エモーション」とは？

「洋野エモーション」の活動はJR東日本の『東北エモーション』が運行する前の試乗会に宮本さんが乗ったことがきっかけで始まりました。列車の窓の広さ、美味しい食事、アテンダントさんの素晴らしさを感じた宮本さんは駅としては止まらないけれども、洋野にきてくれてありがとう。という気持ちを込めて、『東北エモーション』が洋野を通過するタイミングで赴き、大漁旗を降る活動をしています。この大漁旗を降る演出は、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」主人公のアキが電車に乗って旅立つ時におばあちゃんが大漁旗を振って見送るシーンをみて同じようにやってみようと思いついたそうです。主に参加してくれている人たちは洋野町の有家と宿戸という地域の地元の漁師のお父さんやおかあさん。今一緒にやってくれている人たちは、洋野町を宣伝するためにはどんなことでもやったほうがいい！と思ってくれている人たちだそう。お昼やすみや、散歩のついで、さらには体内時計のようにそろそろ行くか〜！と各々が好きなタイミングで参加しているのも特徴です。

人とのつながりができ始めた「洋野エモーション」。今後の目標は？

地元のなんでもないと思っていた景色のなかで、大量の人が大漁旗を振って感動を与えられるんだ！と宮本さんが実感してきているそうです。この活動を始めてからJRの社員の方々も応援してくれているそうで、お休みの日に洋野町に遊びに来たりしてくれるんだとか！こういったつながりもあるんですね。「洋野エモーション」は地元の方以外の参加も受け付けています。中には愛知からこの活動を知って参加してくれた人もいるんだとか。今後は、一緒に手を振ったり、振り返したりして元気になれるこの活動を八戸線全体で行えるといいな。とお話してくださいました。