中村こずえのSUNDAYHAPPYMAP

2019.02.28

全国の郵便ポスト!

「なるほど!ニッポン調査隊」

日本の郵便発祥の地、東京都中央区日本橋1丁目にあります、日本橋郵便局の前からお届け!

近代郵便制度が始まったのは、明治4年3月1日、新暦で数えると1871年4月20日。
その時に駅逓司という、かつての郵政省、現在の日本郵政に相当する行政機関と、東京の郵便役所が置かれたんですね。「郵便発祥の地」を記念する石碑と銘板があります。
さらに、「日本近代郵便の父」である前島密のブロンズ製胸像もありました。

郵便局なので、当然、おなじみの赤い郵便ポストがあるんですが、もうひとつ、見慣れない装いのポストを発見!

遠くから見ると、まるで金庫のような・・・「郵便創業100年記念ポスト」と書いてありました。

ちなみに、ポストが初めて設置されたのも、近代郵便制度が始まった1871年。もちろん「ポスト」ではなく「書状集め箱」と呼ばれ、目安箱を参考に作られた木製でした。東京に12カ所、京都に5カ所、大阪に8カ所、3都市を結ぶ東海道の宿場62カ所に設置されたそうです。
あと、ポストが赤くなったのはいつか。明治41年、1908年10月に、正式な鉄製の赤色のポストが登場しました。そして、円柱型のポストでした。赤色なのは、目立ちやすくするため、円柱なのは、通行の邪魔にならないようにするためだそうです。
そしてポストも現在では、全国各地、特徴のある色やかたちのものがたくさんあります。
そこで今回調査するのは、「全国の郵便ポスト」!

赤色以外のポストを探していたら、まず「黄色いポスト」が見つかりました。
全国各地ありますが、紹介したいのは、宮崎県青島
かつての新婚旅行で人気となったスポットだけに、「幸せの黄色いポスト」と呼ばれているとか。

青色のポスト」もありました!
北海道トマムにある「星野リゾート トマム」の雲海テラスに設置されています。
雲海テラスへは、ゴンドラに乗って行くんですが・・・
このポストは切手を貼らずに投函出来るんです。なぜならゴンドラに乗る乗車券がハガキになっていて、そのハガキしか投函出来ないから。日本中だけでなく、世界中にも届くそうですよ。

名古屋には、「金色のポスト」もありました!
名古屋城のしゃちほこをイメージした金色で、ポストの上には、尾張藩七代藩主 徳川宗春公の像が乗っています。デーン!!と勝ち誇って・・・じゃなくて、しゃちほこって乗っています!

東京都調布市に「こげ茶色のポスト」も見つけました!
藁葺き屋根の、その名も「妖怪ポスト」。
東京都調布市は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげる先生が住んでいた町、2010年にはNHKの朝ドラ「ゲゲゲの女房」の舞台にもなりましたね。
ちなみに、藁葺き屋根は燃えない素材で出来ているそうです。
「妖怪ポスト」から手紙がきたろう・・・

最後に、「ピンクのポスト」が島根県松江市の「カラコロ工房」という場所にあります!
このポストから手紙を送ると受け取った人にも幸運が運ばれると言われています。
落語家からするとピンクといえばあの方!手紙はペーパー・・・林家ペーパー・・・

なぜだか、ポストのように顔が真っ赤になってしまいました。
立川晴の輔でした。

最新番組ブログ
    パーソナリティ
    • 中村こずえ
      中村こずえ
      中村こずえ

      中村こずえ

      10月1日生まれ 天秤座。TOKYO FMアナウンサー出身。
      10代のころから今に至るまで、日本各地を旅し、47都道府県すべて訪れている。海外旅行も大好き。
      美味しい顔を見たくて(本当食べることが好きで)料理好きに。
      ワーキングマザーとして「簡単・テキトー・安い・早い・うまい!」をモットーとしたレシピ本を三冊出版している。
      スポーツはテニス、スキー、ゴルフ…すべて夫がコーチ!
      朗読の舞台公演や、講師の顔も持つ。

    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。