雑誌「ロケーションジャパン」編集長の山田実希さんに詳しく伺いました。

雑誌「ロケーションジャパン」とは？

雑誌「ロケーションジャパン」は映画やドラマのロケ地や舞台をとおして、地域の新たな魅力を発掘、発信している雑誌で、来年で17年目を迎えます。映画や旅を満喫できるようなグルメや観光スポットもご紹介している旅雑誌！

最近のロケ地回りの傾向は、「再放送」！海外だと「サウンドオブミュージック」が再放送で映画を見て何十年もたっても映画に憧れた方が現地へ向かい、ドレミの歌を歌うとか、ローマの休日で真実の口に手を入れている写真を撮るなどが日本でも起きているんだそう！例えば、ドラマ「北の国から」。このロケ地は北海道の富良野で、現在もセットがそのままになっており、五郎さんの扮装ができるニット帽とジャージが設置されていて、なりきり写真を撮るのがロケ地巡りの定番に。

最近ですと放送が終わった、大河ドラマ「西郷どん」の経済効果は260億。本当にすごいことになっているそう。あとは旅番組も見て、ここどこ？っていうのをロケーションジャパンを見て出かけている方がおおいともおっしゃってました。

ロケ地誘致に必要な要素とは？

地域の方々はきてほしいとPRするんですが、制作者の方は台本にあった場所を探していて、観光地でここにいいところがある。っていうわけではなく官民一体で台本にあう場所やサポートができる街がロケ地になることがおおいそう。海へ続く坂道、警察に見える市役所など意外な場所が選ばれるそうですよ！

現在、第9回ロケーションジャパン大賞の審査中。各賞は来年1月15日発売の最新号で発表されます。一年で一番楽しませた場所、旅先として間違いなくみなさんの旅を満足させる要素がたくさんあるので、是非チェックしてほしいと山田さんはおっしゃってました。