「memento」を囲む高野代表取締役（写真右）と豊田取締役（同左）

宮城県丸森街役場の商工観光課・商工班 班長の八島大祐さんに詳しく伺いました。

丸森町が抱えている問題

丸森町は１万4千人あまりの町。町の北部には町を代表する川「阿武隈川」が流れています。丸森町は「消滅可能都市」と言われていますが、一方で自然や歴史に基づく地域支援や人的支援がたくさんある町。「町の資源、環境に対してビジネスアイディアを持つ起業家」を 町外から募集し、丸森町に暮らしていただきながら地域のいろんな資源を使用してそして新たな仕事を生み出して、少子高齢化などの課題解決をしていこうというのが町おこしプロジェクト「まるまるまるもり」プロジェクトです。

赤いパンツを使って町おこしする丸森町♪

そんな町おこしプロジェクトのアイテムとしてリリースしたのが、男性用下着の赤いパンツ。プロジェクトの応募時にパンツを作ることで企業したいということで男性二人が応募してきました。11月20日に記者会見を開く予定なのですが、それがザミラ株式会社なんです。その二人が今年の4月に町内の資源の一つである空き家に移住してきました。その後すぐに会社を企業。商品開発をして今回商品を完成させました。なぜ赤いパンツかというと、丸森町は東日本大震災でも影響を受けました。赤は元気が出る色。そして誰しもが必ず履くもの。みんなに元気になってほしいという思いを込めてこのビジネスプランを深めていきました。赤いということ以外に必ず前向きになるパンツということ。普通パンツは前と後ろがありますが、後ろがないパンツ。。。だそう。着用時に、前にしたり、後ろにしたり、持ちかえる必要がないそうです！(画期的！)今後はインターネット販売が軸ですが、期間限定の実店舗も考えているそうです。

https://www.zamila.jp/