公益社団法人　日本広告制作協会 事務局長 三上峰生さんに詳しくうかがいました。

銭湯ポスター総選挙2018 を始めるきっかけは東日本大震災

このポスター総選挙はクリエイティブ・ボランティアの一環でこのクリエイティブ・ボランティアは2006年から始めている活動だそうです。名前の由来はクリエイティブでボランティアをしようというところから。最近ですと東日本大震災で被災された岩手県の大槌町の仮設住宅で暮らす方々にカレンダーをクリエイターが作ってお届けするという活動をしているそうで、このクリエイティブ・ボランティアの関係で大槌町の子供達にキャッチコピーを作ってもらってカレンダーを作るという活動もしているんだとか。その活動の中で銭湯の数が減っているということと、銭湯が持っているコミュニティの機会をもう一度特に若い人が行って感じて欲しいなという意見がクリエイターからでてきて、全国の浴場組合にこの企画を持ち込んで、昨年からスタートしています。

今年の銭湯ポスター総選挙の状況

銭湯ポスター総選挙のホームページにも公表しているのですが、たとえば、「出会いは湯突に」というキャッチコピーを作った作品。唐突ではなく湯突 笑 男同士が脱衣所のカゴにお互いの手が重なってしまったみたいな作品や、名古屋の方ですが、昭和的な子供をモデルにしようして作った作品や、「銭湯準備完了」というキャッチコピーも。展示は水に濡れても大丈夫な素材を使用して浴場側に展示。全国の５地区10の銭湯でやっています。期間中に入れ替えを行いながらなんども楽しんで欲しいイベントです。１位になると、全国にある３５００の銭湯に１位の作品を掲載してもらいます。