NPO法人 BEPPU PROJECTの山出淳也さんに詳しく伺いました。
2016年から始めたアートプロジェクト『in BEPPU』は、毎年秋に、国際的に活躍する1組のアーティストを別府に招いて行う、個展形式の芸術祭。今年は、インド出身のアーティスト、アニッシュ・カプーアの作品展『アニッシュ・カプーア IN 別府』が始まっています。
アニッシュ・カプーアさんは、彫刻家。世界ナンバーワンの巨匠と言っても過言ではないほどの重鎮。ロンドンオリンピックのメモリアルタワーを手がけるなど大型の作品を作る方です。今回の展覧会では別府公園をメインにまるで宇宙空間のような無限の闇が広がる 『void the pavilion』 。そして、大地や身体の内側から湧きあがるエネルギーを感じさせる作品群で 構成される企画展 『コンセプト・オブ・ハピネス』 、 さいごにこれらを繋ぐ存在としてアニッシュ・カプーアさんの代表作『Sky Mirror』。の3つのプロジェクトが展開されています。
『Sky Mirror』はステンレスの5mの大きさの円形の鏡のようなものなんですが、それに空を写し込んでいくんですね。まるで空が地上に運び込まれたそういうイメージが湧き上がる作品です。
山出淳也さんの活動は?
山出さんは海外でのアーティスト活動を経て、 2005年に別府でNPOを発足。これまでに10年ちょっとで関わってきたプロジェクトは1000件を超えているそう。それもいろんな種類があって、今回のような展覧会や別府に移住したいと考えているクリエイターたちの場所を整備したり、福祉施設にもアーティストを派遣しながらワークショップをしたり、別府は観光地ですので、アートと観光地、地域の魅力を伝える情報発信とか、企業とクリエイターをつなげるマッチング事業など様々な活動をされています。
アートはこれまでにない価値を作っていくんだと思うと山出さん。これまでの価値ってわかりにくいけど、それが企業や地域で繋がっていくとまた新しい見え方ができるんじゃないかと考えているそうです。
今後は大分、別府という場所を今までの見え方、温泉地というだけではなくて違う魅力を伝えていきたいと思っていて、いろんな方が「別府にきてよかった。また来たい。」と感じてもらえるように様々な企画を作っていきたいと考えているそうです。
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