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2009年は怒涛の一年になるぞ。心してかかるのだ!全ては未来のために!
相変わらず放送局によっては、時空が歪んでおるところもあるが、気にするな。
どこまでいったって、時間の流れなど曖昧なのだ。
刹那の中で個がそれを認識した「自意識」を信じるしか手はないのだ。
例えば、夕暮れの一瞬の風景を「美しい」と感じる。その感覚のみが確かなのでは
ないかね?・・・中川君のニューアルバム「マジックタイム」は絶賛発売中だ。
というわけで、2009年第一発目のギザサイエンスは「未来の乗り物」を研究している
東京大学大学院・工学系研究科・産業機械工学専攻・須田研究室の人たちが
スタジオに登場!お正月からまりがとう。
去年、新聞などにも登場したが、この須田研では位置エネルギー
(高いところから低いところへ落ちていく・・つまりは引力だな)を用いた
新交通システム「エコライド」の開発をはじめとして、
自動車、鉄道など多岐にわたる「乗り物」をテーマとして、日々研究を重ねている。
今回来てくれた
中川 智皓(なかがわ・ちひろ)さん
平山 勝彦(ひらやま・かつひこ)さん
辻 隆史(つじ・たかし)さん
の3人も、それぞれに独自の研究テーマを持っており、
中川さんは、パーソナルモビリティービークルという、セグウェイと自転車が一緒に
なったような、環境に優しい乗り物を開発中。(写真参照。変形するなんてめちゃくちゃ
かっこいいじゃないかね!)
平山さんは、自動車のサスペンション(つまりはバネだな)を使って、今までは
見捨てられていた「バネにかかる負荷」をエネルギーとして活用しようとしている。
(発想が素晴らしいの。今までサスペンションといえば、車がガタガタと揺れるのを
防いでくれるものだったのだが、そのガタガタとした揺れをエネルギーだと考えたのだ。)
辻さんは、鉄道が担当だ。電車が異常振動を起こすのを防ごうとしている。
電車とは実は、高速ではない状態でも脱線する事がある。そのメカニズムを解明し、
防いでくれるのだ。まりがたい!
(東大さんには、電車の台車まであって、それを使って実験を繰り返していると言う。
東大の研究室は今までもたくさん来てくれたが、本当に何でもある。驚くぞ。)
それぞれに、キラキラとした目で未来を語る若きサイエンティストたち。
2009年の最初を飾るにふさわしいお話が聞けて、中川君も大満足だ。
(勿論、ワシも大満足だぞ)
いつかは、パーソナルモビリティービークルに乗って通勤し、車の揺れはエネルギーと
なり、世界から電車の脱線事故がなくなる日が来るとしたら、
それは彼らの功績だ。
ギザ!ビバ!サイエンス!
今年、2009年も何卒よろしく頼みマウス!
では、また来週! |
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