KYOCERA 近未来story 中川翔子のG<ギザ>サイエンス! JOLF AM1242/FRIDAY 24:30〜25:00 ON AIR! メールはこちら
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今週の研究内容
090327.九州大学大学院/味覚を測る
最近の研究内容
090320.東京理科大学/アポトーシス
090313.京都大学大学院/プラナリアの不思議
090306.筑波大学大学院/体性感覚メディア
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京セラ 株式会社
株式会社 日経サイエンス
研究内容
参加ゼミ
2009.01.02 放送
東京大学大学院
工学系研究科
産業機械工学専攻
須田 義大 研究室
須田研究室では、主な研究対象を自動車や鉄道車両とし、これらに関する運動力学、振動制御、ITS(高度道路交通システム)、快適性評価など幅広い研究テーマに取り組んでいます。最近では、エコライド(ジェットコースタのように位置エネルギー(重力)を利用した乗り物)、パーソナル モビリティ・ビークル(一人用のコンパクトな乗り物)など人にも環境にもや さしい新しい都市交通システムについても検討しています。

■ 研究室ホームページはこちら ■
本日の研究レポート
2009年は怒涛の一年になるぞ。心してかかるのだ!全ては未来のために!

相変わらず放送局によっては、時空が歪んでおるところもあるが、気にするな。
どこまでいったって、時間の流れなど曖昧なのだ。
刹那の中で個がそれを認識した「自意識」を信じるしか手はないのだ。
例えば、夕暮れの一瞬の風景を「美しい」と感じる。その感覚のみが確かなのでは
ないかね?・・・中川君のニューアルバム「マジックタイム」は絶賛発売中だ。

というわけで、2009年第一発目のギザサイエンスは「未来の乗り物」を研究している
東京大学大学院・工学系研究科・産業機械工学専攻・須田研究室の人たちが
スタジオに登場!お正月からまりがとう。
去年、新聞などにも登場したが、この須田研では位置エネルギー
(高いところから低いところへ落ちていく・・つまりは引力だな)を用いた
新交通システム「エコライド」の開発をはじめとして、
自動車、鉄道など多岐にわたる「乗り物」をテーマとして、日々研究を重ねている。
今回来てくれた
中川 智皓(なかがわ・ちひろ)さん
平山 勝彦(ひらやま・かつひこ)さん
辻 隆史(つじ・たかし)さん
の3人も、それぞれに独自の研究テーマを持っており、
中川さんは、パーソナルモビリティービークルという、セグウェイと自転車が一緒に
なったような、環境に優しい乗り物を開発中。(写真参照。変形するなんてめちゃくちゃ
かっこいいじゃないかね!)
平山さんは、自動車のサスペンション(つまりはバネだな)を使って、今までは
見捨てられていた「バネにかかる負荷」をエネルギーとして活用しようとしている。
(発想が素晴らしいの。今までサスペンションといえば、車がガタガタと揺れるのを
防いでくれるものだったのだが、そのガタガタとした揺れをエネルギーだと考えたのだ。)
辻さんは、鉄道が担当だ。電車が異常振動を起こすのを防ごうとしている。
電車とは実は、高速ではない状態でも脱線する事がある。そのメカニズムを解明し、
防いでくれるのだ。まりがたい!
(東大さんには、電車の台車まであって、それを使って実験を繰り返していると言う。
東大の研究室は今までもたくさん来てくれたが、本当に何でもある。驚くぞ。)

それぞれに、キラキラとした目で未来を語る若きサイエンティストたち。
2009年の最初を飾るにふさわしいお話が聞けて、中川君も大満足だ。
(勿論、ワシも大満足だぞ)
いつかは、パーソナルモビリティービークルに乗って通勤し、車の揺れはエネルギーと
なり、世界から電車の脱線事故がなくなる日が来るとしたら、
それは彼らの功績だ。
ギザ!ビバ!サイエンス!

今年、2009年も何卒よろしく頼みマウス!
では、また来週!