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宇宙から舞い降りしメッセージを解析せよ。
冬になると、空気が澄んで星空が綺麗に見えるの。
星空を見ているとワシらはおセンチおメンタルになってしまうが、
サイエンティストたちはそんな宇宙からやってくるものも、
ギザ貪欲に研究対象としてしまう。今回やってきてくれたのは、
九州大学大学院・理学府地球惑星科学専攻・初期太陽系進化学研究室。
(中川君は、この名前だけでものすごい興奮しておった。地球惑星科学!初期太陽系!
進化学!・・確かにワクワクする名前だのぉ。かっこよぉい。)
坂本 佳奈子(さかもと・かなこ)さん
中藤 亜衣子(なかとう・あいこ)さん
安藤 高太朗(あんどう・こうたろう)さん
スタジオに来てくれたのはこの3人。
九州大学は、以前も宇宙関連の研究をしている研究室がやってきてくれたが、
(今年の7月、オーロラを研究している湯元研究室さん)
宇宙に強いのだろうか。「宇宙の九大」・・・これまた素晴らしい。
さて、地球には宇宙から色んなものがやってくる。目に見えぬものだと、
ニュートリノやら様々な宇宙線やらがあるが、目に見えるものだと例えば隕石がある。
ヒューズドン。それは大きいから分かるな。しかし、もっともっと小さな、例えば
ホコリのような『宇宙の塵・宇宙塵(うちゅうじん)』も降ってくる。
この宇宙塵やら隕石やらを調べて、太陽系の進化の具合を研究しようとしているのだ。
しかし、宇宙の塵なんか、地球の塵と区別つかんだろ?と思うわな。
どこで採ってくるかというと、主に南極なんだそうだ。
南極には塵とかないから、見つけやすいのだそうだ。なるほどのぉ。
中川君も感心しておったが、実際に宇宙塵を持ってきてもらった。メチャクチャ小さいぞ。
(写真参照)こんなもん、普通なら絶対に見つけられん。針の先にピコーってついてる。
しかし!この小さな小さな『宇宙からの贈り物』から様々なことが分かるんだそうだ。
今回は、坂本さん中藤さんと、女性研究者が頑張ってくれていて実に嬉しい。
(安藤さんも頑張っておる。女性二人の間にいて、とても優しそうな青年だったぞ。)
特に、中川君の「研究をしていて何が大変ですか?」という質問に、
「大変だとは思わないようにしています。」と答えた中藤さん。
「なんとギザ前向きなんだ。」と中川君はいたく感動しておったぞい。
これからも頑張ってくれたまえ。
坂本さん、安藤さんも、素敵な夢を語ってくれた。
3人とも宇宙人はいて欲しいと言っておった。
たとえいつの日か、未知なる地球外生命体と遭遇しようとも、
彼らのような『夢と希望』にあふれた貪欲サイエンティストたちがいる限り、
地球は安泰だとワシは思う。
ギザ地球。 |
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