KYOCERA 近未来story 中川翔子のG<ギザ>サイエンス! JOLF AM1242/FRIDAY 24:30〜25:00 ON AIR! メールはこちら
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今週の研究内容
090327.九州大学大学院/味覚を測る
最近の研究内容
090320.東京理科大学/アポトーシス
090313.京都大学大学院/プラナリアの不思議
090306.筑波大学大学院/体性感覚メディア
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京セラ 株式会社
株式会社 日経サイエンス
研究内容
参加ゼミ
2008.12.12 放送
九州大学理学研究院
地球惑星科学部門
太陽惑星系物質科学
中村 智樹 研究室
太陽系には太陽、惑星、小惑星、衛星、彗星など多くの天体があります。このような天体やその元となった物質が、いつ?どこで?どのようにして?作られてきたかを明らかにしたいと考え研究しています。太陽系の歴史は46億年と長いですが、その中でも、私たちは太陽系の様々な天体が出来上がるまでの初期の出来事に焦点を当てています。主に、隕石や宇宙塵を詳しく調べることで、太陽系の姿の遍歴を考えている分野です。

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本日の研究レポート
宇宙から舞い降りしメッセージを解析せよ。

冬になると、空気が澄んで星空が綺麗に見えるの。 星空を見ているとワシらはおセンチおメンタルになってしまうが、 サイエンティストたちはそんな宇宙からやってくるものも、 ギザ貪欲に研究対象としてしまう。今回やってきてくれたのは、 九州大学大学院・理学府地球惑星科学専攻・初期太陽系進化学研究室。 (中川君は、この名前だけでものすごい興奮しておった。地球惑星科学!初期太陽系! 進化学!・・確かにワクワクする名前だのぉ。かっこよぉい。)
坂本 佳奈子(さかもと・かなこ)さん
中藤 亜衣子(なかとう・あいこ)さん
安藤 高太朗(あんどう・こうたろう)さん
スタジオに来てくれたのはこの3人。
九州大学は、以前も宇宙関連の研究をしている研究室がやってきてくれたが、
(今年の7月、オーロラを研究している湯元研究室さん)
宇宙に強いのだろうか。「宇宙の九大」・・・これまた素晴らしい。

さて、地球には宇宙から色んなものがやってくる。目に見えぬものだと、
ニュートリノやら様々な宇宙線やらがあるが、目に見えるものだと例えば隕石がある。
ヒューズドン。それは大きいから分かるな。しかし、もっともっと小さな、例えば
ホコリのような『宇宙の塵・宇宙塵(うちゅうじん)』も降ってくる。
この宇宙塵やら隕石やらを調べて、太陽系の進化の具合を研究しようとしているのだ。
しかし、宇宙の塵なんか、地球の塵と区別つかんだろ?と思うわな。
どこで採ってくるかというと、主に南極なんだそうだ。
南極には塵とかないから、見つけやすいのだそうだ。なるほどのぉ。
中川君も感心しておったが、実際に宇宙塵を持ってきてもらった。メチャクチャ小さいぞ。
(写真参照)こんなもん、普通なら絶対に見つけられん。針の先にピコーってついてる。
しかし!この小さな小さな『宇宙からの贈り物』から様々なことが分かるんだそうだ。

今回は、坂本さん中藤さんと、女性研究者が頑張ってくれていて実に嬉しい。
(安藤さんも頑張っておる。女性二人の間にいて、とても優しそうな青年だったぞ。)
特に、中川君の「研究をしていて何が大変ですか?」という質問に、
「大変だとは思わないようにしています。」と答えた中藤さん。
「なんとギザ前向きなんだ。」と中川君はいたく感動しておったぞい。
これからも頑張ってくれたまえ。
坂本さん、安藤さんも、素敵な夢を語ってくれた。
3人とも宇宙人はいて欲しいと言っておった。
たとえいつの日か、未知なる地球外生命体と遭遇しようとも、
彼らのような『夢と希望』にあふれた貪欲サイエンティストたちがいる限り、
地球は安泰だとワシは思う。

ギザ地球。