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太陽電池で自動充電出来る携帯電話ができちゃうかも!
気がついたら、今年も残り1ヶ月・・・。おいおいおい早くないか?
中川君風に言うと「早すぐる!」。皆は貪欲に生きておるかね?
「光陰矢のごとし」、「一寸の光陰軽んずべからず」と昔の人も言っておる。
ちょっとの時間であっても貪欲に生きないといけぬぞ。
(しかし、中川君は忙しそうだの。あの子は貪欲すぐる。)
しかし、時間を大事にしようと思った時に限って『携帯の充電が切れてる!』って事は
ないかね?この前、中川君のブログを見ておったら、新幹線で充電が切れておった。
しかし!もしかしたらそんな悩みはなくなってしまう時代が来るかもしれない。
それが、今回の研究なのだ。
東京大学大学院・工学系研究科・応用化学専攻・瀬川研究室
瀬川浩司(せがわひろし)教授率いるこちらの研究室は、
色素増感太陽電池という、次世代の太陽電池の研究開発を行っておるのだ。
斉藤 陽介(さいとう・ようすけ)さん
小松 真(こまつ・まこと)さん
木下 卓巳(きのした・たくみ)さん。
まりがとう。
色素増感太陽電池とは何か。これは現在主流となっておるシリコン型の太陽電池の
次世代型になると期待されておる新しい太陽電池だ。
シリコン型との大きな違いは、まずそのコストにある。シリコンって高いらしいのだ。
そして、実に簡単なメカニズムで発電出来るらしい。
彼らは今回、その色素増感太陽電池のプロトタイプを持ってきてくれたが、
太陽光でなくても、蛍光灯の灯りで小さなモーターが回っておった。恐るべしだ。
この研究が進むと、携帯電話などが置きっぱなしにしておけば充電出来るという
嬉しい未来が待っておる。充電器って、中川君も言っておったがなんだか無くなるよな。
そして大事な時に持ってなかったりもする。光充電型携帯電話なら、充電器無!
ワクワクするのぉ。
5年で実用化できるかもしれないと言ってくれたが、ワシは断然買うぞ。
絶対に中川君も買うと思うぞ。その日に向けて頑張ってくれたまえ!
そして、今回は小松君の『東大に入るまで』のお話で中川君は感動しておった。
人間はいつでも、どこでも、やる気になった時がスタート地点なのだという事を
まさに身をもって体現している小松君!君はえらすぐる!素敵な話をまりがとう。
ワシはこの番組を通じて様々な分野の最先端研究を(ちょっとだけだが)知るたびに、
人類が抱える問題と、そこに立ち向かう勇気と意思を感じる。
確かに、21世紀は大変な時代だ。
けれど人間の叡智と勇気は、それを絶対に超えていくに違いないと確信する。
サイエンスは人である。
その一端をこの番組で紹介できる事は、中川君もワシも、大いに喜びとするところである。
これからも『ギザサイエンス』をよろしく頼みます。 |
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