KYOCERA 近未来story 中川翔子のG<ギザ>サイエンス! JOLF AM1242/FRIDAY 24:30〜25:00 ON AIR! メールはこちら
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090306.筑波大学大学院/体性感覚メディア
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京セラ 株式会社
株式会社 日経サイエンス
研究内容
参加ゼミ
2008.08.01 放送
東京海洋大学
社会連携推進共同研究センター
岡本 峰雄 研究室
日本そして世界のサンゴ礁は地球温暖化に伴う水温上昇によって重大な危機に直面しています。1998年以降の断続的な白化による死滅です。この結果、親サンゴが死ぬだけでなく、毎年生まれるはずのサンゴの子供達が激減しています。日本のサンゴの源に当たる日本最大のサンゴ礁「石西礁湖」はかろうじて再生産が維持されています。この海域を保全・再生する方法のひとつとして、一斉産卵でうまれる無数の幼生を利用して移植用の稚サンゴを大量に育成する技術の開発を進めています。
本日の研究レポート
サンゴを守れ!出動!東京海洋大学戦隊!

はい、こんばんは。ギザサイエンスの博士だお。
(気持ち悪いな。ワシがこんなしゃべり方だと。すまんな。)
科学の最先端をAMラジオでお伝えする完全理系番組「ギザサイエンス」、
今回は、海だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
海なのである。海と言えば沖縄だの。ワシは石垣島が好きだ。
そんな事はどうでもいい?いや、良くないのだ。ワシが大好きな石垣島が
今回の大事な研究場所でもあるだからな。
研究テーマは、サンゴだ。
ギザサイエンス初参戦となる、東京海洋大学から
社会連携推進共同研究センター・岡本研究室の皆さんが来てくれた。
(余談だが、中川君は東京海洋大学と言う名前に萌えておったぞ。確かに
ロマンを感じるの。カイヨーダイガク!進め!カイヨー!)
田村 勇一朗(たむら・ゆういちろう)さん
小林 未央(こばやし・みお)さん
池本 碧(いけもと・みどり)さん
彼らの研究テーマは、サンゴの保全や再生。そう、あのサンゴだ。
実は、番組内でもお話してくれたがサンゴは今、地球温暖化をはじめとして
様々な要因で重大な危機に瀕しておる。
白化と呼ばれる現象で断続的に死滅しておるのだそうだ。うーむ。
悲しい事だの。
3人をはじめとする岡本研究室の皆さんは、実際に、石垣島で小さなサンゴを
育てたりしながら、様々な研究をしておる。
(石垣島に行くというのがうらやましいのぉ。ワシも行きたいのぉ。)
サンゴの産卵の写真も見せて貰ったが、海の色が変わるほどだ。
それが満月の夜に一斉に産卵するんだそうだ。ロマンチックだの。
(でも、ここだけの話、ものすごく匂うのだそうだ。へぇ。
実際に行かないとわからんコメントだ。)
石垣島での何ヶ月にわたって、サンゴのために尽くす海の戦士。
彼らはやはり海が好きだと言っておった。
海は、大きい。海はすべての源である。海はしかし、傷つきやすいのかもしれん。
もしかしたら、今までワシら人類は海に甘えすぎてきたのかもしれないな。
岡本研究室の皆さん、これからもがんばって欲しい。
そして、ワシらもワシらの子供も孫も、素晴らしいサンゴを楽しめるように
して欲しい。

今回はここまでだ。
また来週、ラジオとこのHPで会おう。
ギザバイバイだ。