KYOCERA 近未来story 中川翔子のG<ギザ>サイエンス! JOLF AM1242/FRIDAY 24:30〜25:00 ON AIR! メールはこちら
トップ 放送内容 京セラ紹介
ON AIR:KBS京都Radio FRIDAY 24:30-25:00/ラジオ大阪OBC TUESDAY 23:30-24:00/KBCラジオ THURSDAY 24:00-24:30 KBCラジオ ホームページ ラジオ大阪 ホームページ KBS京都ラジオ ホームページ
今週の研究内容
090327.九州大学大学院/味覚を測る
最近の研究内容
090320.東京理科大学/アポトーシス
090313.京都大学大学院/プラナリアの不思議
090306.筑波大学大学院/体性感覚メディア
バックナンバーはこちら
京セラ 株式会社
株式会社 日経サイエンス
研究内容
参加ゼミ
2008.04.04 放送
早稲田大学 理工学術院総合研究所
長谷部 信行 研究室
月は我々にとって地球の次に身近な天体ですが、その起源と進化については、まだまだ多くの謎が残されています。それらの謎を解明するために、日本発の大型月探査機「かぐや」が打ち上げられました。
そこには長谷部研究室が中心となり開発した高精度γ線分光計が搭載され、月の全域がどのような化学組成で構成されているのか調べています。この研究は月科学の進展に加え、将来月面基地をはじめとする月での人的活動のための資源に関する貴重な基礎データを提供できるものとして世界に注目されています。
本日の研究レポート
リニューアル!そして月を探査せよ!

2008年に『中川翔子のGサイエンス』を聞いている諸君。こんにちは。
ワシは、君らの世界からちょうど50年後、2058年の日本において
財団法人ギザサイエンス研究所・21世紀科学歴史研究班で日夜研究を続けておる博士だ。
ちなみにまだ名前はない。考えてない。
中川君はそこの研究員だ。
2007年の10月からスタートしたこのラジオ番組『中川翔子のGサイエンス』は、
毎回、科学の最先端で様々な分野の研究を行っておる理系学生の皆に来てもらい、
その苦労や研究成果、更には学生ならではの青春の一ページを中川君がセキララに
聞いていく「完全理系番組」なのである。

2008年4月となり、(ワシらとしては2058年4月だ。ややこしいの。)
なんと、この番組は京都のKBS京都さん、大阪のOBCラジオ大阪さん、
福岡のKBC九州朝日放送さんでも聞けるようになった。ありがたいありがたい。
各放送局で聞いている皆さんははじめましてだの。
番組のオープニングで、科学ドラマ(コントではないぞ!断じて・・)に出ている博士だ。
ちなみに、あのコン・・ドラマ、中川君たらいつも初見で一発OKでやってしまうのだ。
すごいのー。ワシなんかいつもカミカミなんだけどね。
ま、そんな事はどうでもいいが、リニューアル第1回目の番組はどうだったかな?

今回出演してくれたのは、早稲田大学先進理工学研究科長谷部研究室。
長谷部信行教授を中心にしたこのチームは宇宙に関する様々な研究を行っている。
昨年打ち上げられた月探査機「かぐや」に搭載された
高精度ガンマ線分光計はこのチームが開発したものなんだって。すげー。
根本 慎平(ねもと・しんぺい)さん
長岡 央(ながおか・ひろし)さん
塚田 耕一(つかだ・こういち)さん
3人の理系学生さんたちの話も興味津々丸だ。
根本さんは、『かぐや』の次世代機に乗せるガンマ線観測の機械の開発を行い、
長岡さんは、月からやってくる隕石の研究を行い、
塚田さんは、現在動いている「かぐや」のデータ解析を行っておる。
長岡さん曰く、『月隕石』というものはとても数が少ないのだそうだ。
つまり、月に他の天体から隕石がぶつかって地表から石が飛び出し、それが月の引力を
飛び出して地球の引力に引かれて落ちてくる。更に大気圏に突入する時に燃え尽きない
などの奇跡的状況が重ならないと地球で月からの隕石は手に入らないのだ。
それから、3人は去年の「かぐや」の打ち上げの時には、種子島の宇宙センターに
打ち上げを見に行ったらしいぞ。
宇宙開発の分野において、日本は世界でも屈指の技術力を保持しておる。
それは彼らのような若き学生たちが後に続いてこそなし得る事なのだそうだ。
中川君は、『生きている間に木星のシマシマをこの目で直接見たい』と言っておった。
是非是非、3人にも頑張ってもらいたい!

というわけで、これからはこんな感じで毎回ワシが番組の事をテキトーにお話していく。
気軽に読んでおくれ。
それから、番組へのメールも待っておるぞ。
メールアドレスは、giza@allnightnippon.com

では、今回はここまで。ギザバイバイ。